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『食べる、飲む、買う』に頼らない!働く女性の正しいストレス発散・解消方法

今回は、『食べる(=暴飲)、飲む(=暴食)、買う(=爆買い)』というストレス解消法から一旦離れて頂き、女性向けの正しいストレス発散・解消方法について詳しくお伝えいたします。

まずは、“誤ったストレス解消法に傾倒してしまう女性の心理メカニズム”を理解しましょう。

具体的な方法については記事の後半でしっかりお伝えします!

BPL Woman Editor

こんにちは、BPLaboです。

あなたのストレス解消法は間違っていませんか?

職場の人間関係に疲れた…
仕事もうまくいかない…

現状への不満が膨らんできた時に自分を癒すためストレス解消をするわけですが、私はご相談を受けていて“ストレス解消のつもりでやっていることが、実はさらなるストレスを生む要因になっている女性がとても多い”ことに気づきました。

特に女性には「のめりこみやすい」「ハマりやすい」という傾向があり、仕事にのめりこみすぎて自分が見えなくなる女性も少なくありません。

そして、のめりこむ対象は仕事にとどまらず、私生活におけるストレス解消にまでおよびます。

『暴飲・暴食・爆買い』によるストレス解消が招く悲劇とは?

ストレス解消にのめりこみ過ぎると、次のようなことが本当に起こるのです。

  • ストレス解消のためにドカ食いを繰り返していたら突然食べ物が喉を通らなくなった
  • 憂さ晴らしの過度な飲酒によって体に異変が起こり始めた
  • ネット通販でポチっとし過ぎて支払いが追いつかなくなった

“暴飲暴食”や“爆買い”によるストレス発散・解消効果は一時的なものに過ぎません。一時の快楽と引き換えに大きな代償に苦しむこともあるのです。

あなたのストレス解消法には「心の癖」が関係している!?

『食べる、飲む、買う』ことで心の穴を埋めるようになってしまった原因は、子供の頃に隠れていることがあります。

例えば、親に厳しく育てられ、家ではいい子、学校では優等生。そんな子供の親はとても人目(世間体など)を気にする傾向があります。ゆえに、次のような言葉を子供に言い続けてきた親も多いことでしょう。

人や社会のせいにしてはいけません。
自分のことよりも相手のことを考えなさい。
あなたが我慢すれば済むことよ、お姉ちゃんなんだから。

そう教育されてきた子供たちは親の言いつけを守り、信じ、ルールと制限の中で育っていくことになります。すると・・・

ストレスを溜め込みやすい性格が形成されてしまうことも

  • 言いたいことがあっても言わない
  • やりたいことがあっても我慢する
  • ツライ気持ちをうまく表現できない

このように、自分の気持ちを抑圧してしまう『自己表現が苦手な性格(=感情を抑圧してストレスを溜め込みやすい性格)』がつくりあげられてしまうのです。

親による“アメとムチの教育”に起因することも

常識のある良い子ほど、“親のしつけが厳しかった”という記憶と同時に、「やさしくしてもらった」「甘えさせてもらった」というポジティブな記憶も残っています。

幼少期のアメ体験は大人になってからも影響をおよぼすことがある

例えば、母親は厳しかったけれど、父親は優しかったという“アメとムチ”の教育が自然に行われていた家庭環境を想像してみて下さい。

母親にこっぴどく叱られた後に、父親がこっそりと外に連れ出してくれてジュースを買ってくれたり、喫茶店でケーキを食べさせてくれたり、デパートで欲しいものを買ってくれたり。内緒でご褒美をもらった、隠れて甘えさせてもらった、そんな体験です。

そういうアメ経験は、子供にとって『癒しと安心に包まれる至福の体験』でもあります。

ポイント
一番のポイントは、ストレスは、食べる・飲む・買うという行為で解消される』ということを子供の頃から無意識に刷り込まれていたという点にあります。

(※決して「親が悪い」という話ではありません。)

間違ったストレス解消法にハマらないために

そのまま大人になり、社会に出て、実生活や仕事で強いストレスに襲われた時、自分を癒すという至福の体験を無意識に思い返し、ドカ食い、ムチャ飲み、バカ買いに走ってしまう…。そういう人は結構いるんですよ。

もちろん、子供の頃の親との経験だけがそうさせる理由ではありません。同じような経験があっても、そうならない女性もたくさんいます。

ただ、こういった問題が表面化するケースの多くは、子供の頃の経験が少なからず影響し、『食べる・飲む・買う』という方法に偏ってしまっていることも多いのです。

ストレス解消法はめちゃくちゃたくさんある!全部試してみるくらいの気持ちで

間違ったストレス解消法にハマらないように、『より多くの楽しみを持つこと』が大切です。

難しく考える必要はありません。世の中に存在するたくさんの“小さくささやかな楽しみ”に目を向け、それらをあなたの楽しみリストに追加することから始めてみましょう。

ストレス解消につながる『楽しみリスト』のつくり方

まず、あなたが元気になったり、リラックスできたりすることを紙に書き出してみて下さい。

ただし、『食べる(暴食)、飲む(暴飲)、買う(爆買い)以外のこと』を書き出すことがポイントです。

  • お風呂に入ること
  • テニスをすること
  • ゲームをすること
  • アメリカドラマを観ること
  • ダンスをすること
  • 映画を観ること
  • 音楽を聴くこと
  • 寝ること
  • 瞑想すること
  • 漫画を読むこと
  • 小説を読むこと
  • 自己啓発本を読むこと
  • 散歩すること
  • ランニングすること
  • 泳ぐこと
  • 頑張っている人の講演を聴くこと
  • 神社で参拝すること
  • お墓参りに行くこと
  • ハイキングに行くこと
  • カフェでまったりすること
  • 美術館に行くこと
  • 仲のいい友人と話す
  • バッティングすること
  • ボーリングすること
  • アーチェリーすること
  • 動物と触れ合うこと
  • 馬やポニーに乗ること
  • トイレ掃除すること
  • 人を喜ばせること
  • 人の助けになること
  • 人に親切にすること
  • 頑張っている人を応援すること
  • 美しい自然を見ること
  • 花やグリーンを育てること
  • ひとりカラオケすること
  • 大人の塗り絵をすること
  • 絵を描くこと
  • DIYなど、ものづくりをすること
  • 資格や免許を取得すること
  • サイクリングに出かけること
  • ボランティア活動に参加すること

書き出してみると意外にたくさんあることにも気づくでしょう。

女性が持つ“のめりこみやすい心理傾向”を賢く活かす

リストアップしたら、今度は一つ一つの楽しみを追求してみて下さい。

この「追求」の部分に、女性の持つ『のめりこみやすい』という特徴を活かすことが賢明ですよ。

例えば、お風呂に入ることであれば、

  • お気に入りの入浴剤を加えよう
  • ぬるめ(38度程度)のお湯に浸かりながら20分間ほど大好きな本や趣味の雑誌を読もう
  • 自分でできるパックやヘッドスパを取り入れてみよう

いろいろ組み合わせたり、全部試してみたり、半日くらいはそれだけにドップリ癒されるような工夫をしてみるのもいいでしょう。

そして、次の休みの日に必ずやる。10個書き出せれば、10週にわたってやってみるのも面白いかもしれません。

もちろん、親しい友人と適度にお酒を飲んだり、美味しいものを食べたり、素敵だなと思ったモノを買ったりすることを止める必要はありませんよ。適度な『食べる、飲む、買う』であれば、それはそれで必要なことです。

ポイント
『食べる、飲む、買う』以外のストレス解消法を意識的に取り入れることで、『食べる、飲む、買う』だけに偏ったストレス解消法だけにハマらないようにするのが狙いです。

ぜひ、試してみて下さいね!

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