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働く女性のワークライフバランスを整える3つの考え方

今回は、『ワーク・ライフ・バランスを整える方法』についてお伝えいたします。

大森
私たち日本人は外国人から“働きすぎ”と言われています。

 

どうして私たち日本人はプライベートの時間を確保するのが苦手なのでしょうか?

仕事の効率化、ONとOFFの関係(ワークライフバランス)を考えながら詳しく解説いたします。

日本人の勤勉はウソ?

日本は、週に50時間以上働いている人の割合が世界で一番高い国です。

それにもかかわらず、日本の労働生産性*は先進国の中で一番低い国なんですよ。

【※労働生産性・・・】
投入した労働量に対してどれくらいの生産量が得られたかを表す指標。多く、一定の労働時間あたりの生産量や付加価値で表す。出典:weblio

終業と同時にすぐさま帰宅する。長期休暇も取りたい時に取る。家族と過ごす時間をたっぷり確保する。そんなヨーロッパ(フランスやイタリアなど)の方が、日本よりも労働生産性が高いというのですから驚きです。

海外の人が「日本人は勤勉だ」と言うのは、単純に“働く時間が長いことを指摘している”のかと思いましたが、本当のところは『ダラダラと非生産的な時間を過ごすような勤労の在り方を揶揄している』のかもしれませんね。

いずれにしても、私たち日本人は、一刻も早く仕事を効率化させることが必要なのです。

しかし、いざ仕事を効率化させようとする時に阻害要因となりうる“日本特有の考え方”もありますので、ここからはそれらの考えについて解説したいと思います。

1. 残業は悪である

1つ目は、残業の考え方です。

結論から言うと、残業は『悪』です。決して頑張っていることの証ではありません。

なぜなら、残業は労働生産性の低下につながるからです。

「先輩よりも先に帰るのはマズイ」なんて考えてはいけませんよ。日本特有の縦意識に縛られてしまうと、残業を「目上の人に対する礼儀」のように考える人もいますが、その思考が先進国の中で一番低い労働生産性を生み出しているということも理解して下さい。

効率化の努力、仕事の質を高めることが先決であって、時間で埋め合わせることは考えないで頂きたい。

もしあなたに残業のクセが染み付いているのなら、一からタイムスケジュールを組み立て直すべきでしょう。

2. ONとOFFは切り離せない

2つ目は、ONとOFFの考え方です。

ここ最近ワークライフバランスという言葉が独り歩きしている(都合のいいように解釈され使われている)ようにも感じますが、それはワーク(仕事)とライフ(私生活)を切り離して考えることが招いた悲劇ではないか、私にはそんなふうにも思えます。

あくまでも私の持論ではありますが、ONとOFFはつながっていると思うのです。

例えば、上司にランチを御馳走になる時はきちんと感謝の挨拶をして食べるのに、家では“いただきます”も言わない人がいるとしましょう。あるいは、上司には挨拶するのに部下には“する時としない時がある”という人でも構いません。

そういう人ほど、職場でも「気を抜くとすぐに挨拶を忘れてしまう人」になってしまうもの。仕事の時だけしっかり者でいたいなんて虫が良すぎる話です。

日常の延長線上に仕事があり、ONとOFFは互いに影響を及ぼし合いながらつながっていると考えたほうが自然ではないでしょうか。

3. OFFを活かす

3つ目は、OFFの考え方(在り方)です。

例えば、仕事でイヤなことがあっても、OFFで気持ちを切り替える。そして、新たな気持ちで仕事に臨む。そんなふうに、ONとOFFをポジティブにつなげることが、正しいOFFの活かし方です。

OFFを賢く活かすことで、リフレッシュできるだけでなく、会社の中にいる時は見えなかった部分がふと見えてくることもあります。

ONとOFFを効果的に行き来することが人生を充実させる秘訣なんですよ。

仕事の効率化ができるのは、育児があるおかげ!?

余談ですが、私の子供がまだ未就学児だった頃の事例を一つ共有させて下さい。

当時は、妻が毎朝7時に子供を園へ預けてから出勤し、23時に帰宅。仕事は多忙を極めていました。

しかし、妻が“ある目標”を決めてからは、2時間ほど早く帰宅できるようになったのです。

そんな妻の仕事効率化の原動力は、『子供が寝てしまう前に、何が何でも帰ること』でした。

子供とのコミュニケーションはかけがえのない時間です。母親が本気になったら、仕事なんて何とでもできる、そんなふうに私は思いました。

多忙な働くママであっても、仕事の効率化は可能。そういう実例です。