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今回は、『職場で愚痴や悪口を言われた時の対処法』についてお伝え致します。
こんにちは、BPLaboです。
人間関係で「うまくいく人」と「うまくいかない人」
もし、同僚の女性にあなたの悪口を言いふらされたら?
次の中から答えを選んでみて下さい。
認知(捉え方、受け止め方)チェック!
- 「何なのよ、あの女!」と頭に血が上ってしまう
(直接相手に怒ったり、無視したり、他の人に愚痴ったりする) - 「なぜ?どうして?私なにか彼女の気にさわることをした?」と考えストレスを感じてしまう
- 「私がこんなだから、仕方ない」と自分を責めてしまう
- 「かわいそうな人。きっと人生に不満があるのね」と客観的に受け止め、あまり気にしない
人間関係がうまくいきやすい人の考え方
さて、あなたはどの答えを選びましたか?
結論からお伝えしますと、『人間関係がうまくいきやすいのは、Dを選んだ人』です。
「D」を選んだ人は、ストレスを溜めない考え方ができる人です。職場の人間関係に振り回されることなく、自分の仕事に集中できる人でもあります。
こわっ!いるんですねこういう人。
会社に行けば、様々な人がいますよね。
例えば、会社のお局様からいじめを受けていたAさんが、同僚のBさんにメールで相談したら、そのBさんが「Aさんのメールをそのままお局様に転送(報告)していた」なんて恐ろしい話もよく耳にします。
他にも、Cさんが嫌いな上司に関する悩みをD先輩に打ち明けたところ、次の日に上司から「君、僕のことが嫌いなんだって?聞いたよDさんから」と全身の力がガクッと抜ける事態に陥ったという人もいます。
ずばり、加害者心理はコレだ!
裏切られたAさんもCさんも、「なんで?」「どうして?」と驚くばかりで、その理由は全く分かりません。
しかし、確実に言えることは『同僚のBさんもD先輩も心が満たされていない』という事です。
ストレスを発散している
私生活や仕事のストレスなどによって生じたフラストレーションを、たまたまぶつけられそうな対象者(AさんやCさん)を見つけてぶつけた、それが本質なのでしょう。
さみしい、かまってほしい
被害者からすると、加害者の行為は非常に身勝手に思えるものですが、もしかしたら「さみしい」とか「かまってほしい」とか、そういう類の心理の表れである可能性もあります。
そして厄介なことに、自分の満たされない心の隙間を埋める、あるいは、憂さを晴らし不満を解消する(自分自身の精神状態を健康に保つ)ためには必要な手段であると、自らの悪行を正当化する傾向があるため、加害者(同僚のBさんやD先輩)にはほとんど罪悪感がありません。
会社で愚痴や悪口を言われた時の対処法
つまり、よくよく考えてみたら、「かわいそうな人」というDの答えが意外にも的を射たものだったりします。
自分を守るために他者を傷つける人は、『今が幸せでない、かわいそうな人』なのです。
あまり深く関わらない
悪口を言われたり、裏切られたりする理由がハッキリしている場合は、本人に直接確認した上で誠実に対応する必要もありますが、身に覚えがないようなら、あまり深く関わらないことです。
気にせず放っておく勇気も必要ですよ。
相手の挑発に乗らない
また、自分の悪口を言う相手とどうしても接する必要がある場合は、無視したり、ムスッとしたり、反論したりしないことも大切。挑発に乗ってしまえば相手の思うツボだからです。
あえて平気な顔で接するか、どうせなら『肯定的な表情(口角を上げる)で接する』くらいのほうが賢明でしょう。相手の手のひらで踊らされない賢い大人でいて下さい。
状況を肯定的に捉える
会社の人に裏切られたとしても、別にどうってことはありません。
仕事上のお付き合いにとどめるべき相手であることがわかったのですから、むしろ良かったと考えましょう。
「嫌われないようにしなきゃ、今日はどんな嫌なことを言われるのだろう…」そんな非生産的な考えをし、余計なストレスを感じることもなくなるはずですよ。