【モラハラ夫への対処方法】我慢し続ける事が一番危険?

今回は、『モラハラ夫への対処方法』についてお伝え致します。

大森篤志

こんにちは、一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長の大森篤志です。

 

【モラルハラスメントの特徴100】彼氏や夫のモラハラ診断!

 

我慢するほど状況が悪化することも

理不尽な言動に耐える、我慢する。どんなに言い返したいことがあっても、それを自分の胸の中にしまい込んでしまう。不平不満を口にして逆上されるのが怖い。だから我慢してでも感情は吐き出さないほうが安全だ。

旦那さんからモラハラを受けていると、『我慢=安全』という結論に行き着く傾向があります。しかし、実態は決してそうではありません。むしろ、我慢するほど状況が悪化しやすいというのが私が知る現実です。

事実、私のもとへ寄せられるモラハラ相談者の多くは、やはり“我慢強い女性ばかり”です。

当時、結婚一周年を迎えたばかりだったYさん(当時33歳)もその一人でした。

2年間の交際を経て結婚し、「付き合っていた時はとても優しい人だったのに結婚して半年あたりから豹変した」と言います。

身体的なDV行為はないそうですが、「お前なんかと結婚するんじゃなかった」「結婚なんて男にとって墓場みたいなもの」「俺はいつだって一人で生きていける」などといった言葉を毎日のように浴びせられるように。

でも、さんが「わかりました。本気で離婚を考えます」と重く受け取ると、旦那さんは「そういうことを言ってるんじゃない!」と慌てて話をすり替えてくるようで、いつも具体的な離婚の話にまでは至らないそうです。

優しさがモラハラをエスカレートさせる!?

夫思いでとても優しいさんは、本気でこうも言います。

夫は“お堅い仕事”に就いています。また、部下を持ち“責任のある立場”にいます。それでストレスも溜まっているんでしょう。

 

だから、つい心にもないことを言って私を傷つけて発散しているんだと思います。本当にかわいそうなのは夫のほうなのかもしれません。

 

私が何を言われても、いちいち言い返さずに我慢してさえいれば、そのうち夫も以前の優しい人に戻ってくれると思うんです。

しかし、その後1年が経過してもいっこうに夫のモラハラが改善されることはなく、最近は我慢の限界を感じていると改めて私のもとへ来られました。

仕事のストレスが要因となって、家庭内で憂さ晴らしをする男性が多いことは事実かもしれません。

だからといって、自らすすんで夫のストレスのはけ口になろうとするのは間違っています。かえって逆効果であると思ったほうがいいですよ。

なぜなら、モラハラ夫の心に火を付けてしまうからです。

モラハラ夫の心理

まだ我慢できるのか。それなら、これでどうだ!

まだ我慢できることがわかると、これでもかこれでもかとモラハラを強めてくる傾向があるのです。

自分の人生を捧げてはいけない

あなたは夫のサンドバッグ(=ストレスのはけ口)になるために生まれてきたのではありません。

夫の言葉にひどく傷ついたのなら、「あなたの○○という言葉に深く傷つきました。今後のことを少し考えさせて下さい」と、出る時は出ることも必要です。

強く出たことで、今までは話しにならなかったのに“ちゃんと話し合うことができた”ケースもあります。

「弱い犬ほどよく吠える」ではありませんが、強気な男性ほど小心者であることも少なくありません。実際、離婚を切り出される(離婚を示唆される)ことで大きく動揺するモラハラ夫は結構いるんですよ。

たとえ「わかった離婚してやる!今すぐ離婚届を持ってこい!」などと威勢よく言い返されたとしても、モラハラ夫の内心は不安でたまらない可能性がある。そう考えると、なんだか滑稽に思えてくるものです。

もし、ちゃんと話し合うことが一向に叶わず、ただ我慢するだけの結婚生活を受け入れようとしているのだとしたら、そんなあなたには勇気が必要なのでしょう。

これから一定期間の困難が待っていたとしても、自分の人生を生きるための一歩を踏み出す勇気が。