職場に自分の居場所がない!【孤独感や疎外感の解消・克服方法】

今回は、職場に自分の居場所がないと感じている女性に向けて『職場での孤独感や疎外感の解消・克服方法』についてお伝えいたします。

 

大森篤志

こんにちは、一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長の大森篤志です。

K子さんは言います。「孤独です…」

某メーカーに勤務するK子さん、34歳。K子さんは声を絞り出すように話し始めました。

K子さん
私はコミュニケーションが苦手で、職場の人間関係でうまくいった経験がほとんどありません。

そのため、一つの会社に長く勤務することが出来ず、気がつけば転職を繰り返しています。

仕事は私なりに一生懸命やっているのですが、周りの人たちからはなかなか理解してもらえません。

今の職場にも自分の居場所がなく孤独を感じています…

 

“これまでに職場の人間関係でうまくいったことがほとんどない”という経験は、きっと今回も、おそらく次も…、そんな未来を想像しやすくしますよね。

コミュニケーションに苦手意識を持っている人ほど、自己開示することに抵抗があり、他者から理解されにくい存在になりがちです。

しかし、コミュニケーションは人間がお互いを理解し合うための唯一の手段。苦手のままにしておくのは賢明ではありません。

他者に理解してもらえない経験が積み重なっていくと、一つの職場に長くいられないものです。

同僚や上司と“深くつながっている感覚”が持てないと、職場に自分の居場所がないように感じてしまうのです。

職場に自分の居場所がありません(孤独感・疎外感)、どうしたらいいですか?

孤独感や疎外感のような感覚を解消するためには、自分の姿勢を変える必要があります。

「得る姿勢」から『与える姿勢』へ変えるのです。

「他者に理解してもらえない」「職場に自分の居場所がない」というのは、実は“得る姿勢がもたらす感覚”なんですよ。

他者から理解してもらうことを求め、職場に自分の居場所が作られることを期待する、そういう受け身の姿勢が生み出す膿なのです。「求める、期待する」これらはどちらも得る姿勢に他なりません。

上司や同僚、お客様などに対して“自分が与えられることは何か”を考えることが大切なのです。

コミュニケーションに苦手意識を持っている人は、例えば・・・

  • 「はい」や「いいえ」等の事務的な返答で会話が終了してしまう、いわゆるボキャブラリーが少ない
  • 相手の美点を見つけたり、変化を察したりして気の利いたことが言えない(気づいていてもそれを言葉にするのが恥ずかしい)
  • 人前で話す時に、緊張して震えてしまう、恥ずかしくて顔が真っ赤になってしまう、頭が真っ白になってしまう
  • 自分はどう思われているのか、嫌われやしないか、と相手の顔色ばかり気にしてしまう

など、本人にしかわからない何かしらの阻害要因がある場合もあります。

そして、不本意ながら「口ベタな人」「無口な人」を演じることになり、結局は周りから『何を考えているのかわからない人』と判断されてしまうのです。

一般的に大人社会では、何を考えているのかわからない人(理解しにくい人)は敬遠されやすい傾向があります。

K子さんのように、周りからなかなか理解してもらえず職場に自分の居場所がないと感じている場合は、「私はこういう人間なんです!」と周りに知らせる、つまり自分の情報を与える(自己開示する努力)が必要なのでしょう。

例えば、「実は私、会話が下手なんです。うまく自分の気持ちが伝えられないことが多くていつも困ってしまうんです。」などと、勇気を持って相手に知らせてあげることが“与える姿勢”なのではないでしょうか。

「それでもやっぱり無理!できない」という人もいると思いますが、ご安心下さい。何も言葉を使うことだけがコミュニケーションではないんですよ。

ご安心を。言葉を使わなくても自己開示は可能なんです!