今回は、「仕事探しで失敗しない為のポイント」をお伝えいたします。
こんにちは、BPLaboです。
仕事探しは「婚活と同じ」!?
いきなりですが、質問させて下さい。
多くの転職相談を受けてきた実活動に基づく私の見解としましては、「給料」や「福利厚生」などの条件・待遇面を重視する人ほど、仕事選びに失敗しやすい傾向が見受けられます。
仕事や会社を選ぶことは、人生の選択でもあります。それは、パートやアルバイトなどの非正規雇用形態で働く場合、あるいは、最低賃金に近い時給で働く人にとっても等しく同じことです。人生の選択にもなる重要な決断だからこそ、仕事は本質を見て選ぶことが大切なのです。
私の知人には、給料の高低(外的要因)ではなく、貢献感を得られるか(内的要因)で仕事を選び、実際に『契約社員から代表取締役に抜擢された女性もいる』んですよ。
社長になれば、最初の何倍、何十倍もの収入を得ることも可能です。何より、お金では決して買えない『自分の一生を捧げていく仕事(ライフワーク)』を得ることになるかもしれません。
いずれにしても、仕事選びを成功させるポイントとして見逃せないのは、『一番に考えなければならないのは条件面ではない』という点でしょう。
夫婦が離婚せず愛し合いながら一生を幸せに添い遂げられる関係でいられるのは、経済力やスペックではなく“人間性”が良かった(相性が良かった)からです。
仕事探しも同じではないでしょうか。人生のパートナーを選ぶように、しっかり中身を見て、自分との相性を確認する。それが、仕事探しにも必要なのです。
それでは、次に『仕事探しで失敗しない為のポイント』を3つご紹介いたします。
ポイント①:「愛人探し」ではなく『運命のパートナー探し』
冒頭の質問(仕事探しで何を重視するか?)を改めて、あなたに質問させて下さい。
相手の「見た目」なのか、「収入」なのか、「中身」なのか。さて、今度はどうでしょう?
“3分間に1組のペースで離婚している”という実態は何かを物語っています。ちなみに、離婚原因のNo.1は「価値観の違い」だそうですよ。
つまり、相手の中身を理解せずに条件(収入や容姿など)を重視して結婚すると離婚の可能性が高まるということではないでしょうか。
それは就活や転職活動も同じ。条件ばかりを気にして仕事を選んでしまうと結局“長続きしにくい”のです。
先程ご紹介した“契約社員から代表取締役になった女性”は、今の仕事が好きで一生続けたいと言っていますよ。
条件だけで選ぶような「愛人探し」ではなく、中身(人間性)をきちんと理解した『運命のパートナー探し』の姿勢が大切なのです。
ポイント②:できてますか?「会社のホームページチェック」
アルバイトやパートの募集であっても、正社員の募集であっても、面接は必須です。
面接で「御社のAやBの点に心を動かされました。なぜなら…」と、しっかり企業研究をしていないと言えないようなことを言えると評価が高まります。 特にアルバイトやパートの応募では、このポイントを軽視してしまう傾向があるようなので注意しましょう。
少し前に某大手企業の採用担当者や面接官と話す機会がありましたが、最近の応募者は「ホームページに掲載されていることすら把握していない」と嘆いていました。
「どうしてうちの会社を受けにきたのだろう」と不思議に思うそうです。これでは、面接官の心を掴むことはできません。 私自身も今まで数多くの応募者を面接し採用してきましたが、企業研究が不十分で志望動機もよくわからない人を、一緒に働く仲間として迎え入れようとは思いません。
万が一それで採用されたとしても、自分自身の興味・関心がそれほど向かない会社と長く付き合っていくのは難しいものですよ。
応募する企業に対する理解度、その深さは面接時に熱量として伝わるもの。これが浅いと面接は通過しにくいはずです。採用されても結局は、そう遠くないうちに退職する可能性が高まるだけなのです。
ポイント③:「なぜ、そこで働くのか?」はっきりさせる。
「子供が塾に行きたいと言い出したので、塾の費用代にでもなればと思って…」という目的だとしても、目的が全くないよりはずっといいです。本当なら「自分のカフェ店を開くのが夢だから、コーヒーを扱ってる企業で働きたい」などの方が目的としては力強いですが、現時点においてはまだそこは重要ではありません。
たとえどんなに小さな目的であったとしても「なぜ働くのか?」という点については明確にしておきましょう。
これまでお伝えしてきた通り、収入という条件面だけで仕事や会社を選んでしまうと、結局は長く続きません。自分の軸をより強固にするには、「なぜ、そこで働くのか?」という“自分自身が納得できる目的を持つ”ことも必要なのです。
「条件面」と「働く目的」がマッチしていれば最高です。ただし、最初に収入面だけを基準に仕事を選ばないことがポイントですよ。
- 給料に惑わされずに「中身を理解すること」に努めよう
- 応募する会社のホームページは隅々までチェックしよう
- 「なぜ働くのか?」という働く目的を明確にしよう
それと、求人サイト選びは「求職者へのフォローが充実しているサイトを選ぶ」といいですよ。
就活中や転職活動中の方、これからという方も含めて参考にしてみて下さいね。あなたの「人生のパートナー」が見つかることを願っています。