【女性管理職】部下の悩みを自然に聞き出す職場コミュニケーション術

【女性管理職】部下の悩みを自然に聞き出す職場コミュニケーション術

そんな時は、『二日間戦略』が効果的です。

一日目は、部下を観察しながら積極的にコミュニケーションを取っていく日にします。部下を注意したり、責めたり、焦って指導したりせず、「信頼関係を深める事に特化する」のがポイントです。

二日目は、一日目と同様の姿勢で部下と関わり、終業間際になったら「今日ちょっとだけいい?」と部下を誘います。その際、上司自らが「部下のところへ出向いて」誘うのがポイントです。

 

上司
(部下のところへ出向いて)今日ちょっとだけいい?
部下
あっ、はい。何だろう。。。(とにかく行ってみよう)

 

会社というオフィシャルな場所では、誰だって本音を話しづらいもの。部下が上司に話すとなればなおのことです。一方、それが飲み屋というプライベートな場所に変わると話が違ってきます。リラックスしてガードが甘くなり、心情を打ち明けやすくなるのです。

 

部下
会社では言えなかったのですが、実は・・・

 

しかし、相談に乗る上司側(あなた)にも注意が必要です。なぜなら、緊張がほぐれた場面では、自分の心にも隙が生まれやすいからです。部下が聞きたくもないような話(説教など)をクドクドとしてしまったり、漏らしてはいけない会社情報がポロッと口をついてしまうような事は避けたいものです。

 

おわりに

部下に心情を打ち明けてもらうには、「タイミング」や「場所」が重要になってきます。部下に異変を感じたら、ぜひ『二日間戦略』を試してみてはいかがでしょうか。

以上、「部下の悩みを自然に聞き出す職場コミュニケーション術」でした。