できる女性リーダーはツボをはずさない!部下に信頼される理想のマネジメント術

今回は、女性リーダー向けの『部下に信頼されるマネジメント術』についてお届けいたします。

部下のアイデンティティは関係ありません。

部下をマネジメントするときは、部下の『行動』を正したり、『環境』を整えたりすることが肝心です。

NGなのは、部下のアイデンティティを否定する指導です。

アイデンティティというのは、平たく言うと人格のようなもの。その人自身の存在意義を表すこともあります。

上司が「お前はダメだ」と部下に言うと、多くの部下は「ダメ」という言葉をアイデンティティレベルで受け取ってしまいます。

「私はダメ人間なんだ」といったように『自分=ダメ』と理解してしまうのです。

例えば、部下に正確さを求める仕事を任せた場合、“正確さ”という『行動』を評価するべきであって、部下のアイデンティティは関係ありません。

指導するなら、上司は部下に「お前はダメ!」という言い方ではなく、『あなたの◯◯という行動がダメ』と伝えるべきなのです。

部下のアイデンティティを尊重しつつ、『行動』や『環境』を改善させることが、高いパフォーマンスをつくりだすマネジメントです。

会社の理念は大切ですが、それはあくまでも会社の行動指針として共有するものであって、“心の中まで社員全員が同じアイデンティティを持たなければならない”ということでは決してありません。

『皆で一丸となること』の落とし穴!?

アイデンティティは、言い換えれば『一人一人のオリジナリティ(持ち味・個性)』とも言えます。

その個性を社内で統一するような指導方法は、部下に「自分を捨ててくれ」と言っているのと同じことですよね。

部下に自分を捨てさせる行為は、“部下本来の輝き”や“未来の可能性”も潰してしまう行為なのかもしれません。

上司としての力量は、『部下の個性を受け入れて育てていく姿勢を貫けるかどうか』で決まります。

時には厳しい指導も必要ですが、それは『個々人を尊重している』というメッセージが部下にきちんと伝わってこそ成り立つということを心得ておきましょう。

私自身も無意識に言葉にしてしまうことが多いのですが、リーダーという立場上、「仲間」「共に」「皆で」「私たち」などのような一体感をつくろうとする傾向が強いように思います。

でも、「みんなで一丸となること」と「みんなが同じアイデンティティを持つこと」は全く別の話です。

ひとりひとりが違っていい。

リーダーは、それぞれの個性を生かしつつ、支え合い、学び合い、成長していける組織をつくる役割を担っていることを忘れてはいけません。

部下の「アイデンティティ」と「行動」を混同させないことがマネジメントの鍵になることは間違いありませんよ。

どうして彼女は、上司・同僚・部下から愛されるのか?(愛される秘訣)