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人生はなかなか自分の思うようにはいかないものです。
しかし、自分の思い通りにいかない時に『状況を肯定的に捉え、自分にできることを探し、より良くしようという心さえ無くさなければ』人生を上向かせることはできるでしょう。
こんにちは、BPLaboです。
まずは、思い通りにいかない時の自分の思考をチェック!
人が「うまくいかない」「思い通りにならない」「失敗した」と感じている時の思考は、大きく分けて次の3つの傾向に分類されます。
- 他責的
- 無責的
- 自責的
さて、あなたの思考傾向は…?
3つの思考傾向を詳しく解説しますのでご自身でチェックしてみて下さい。
【1】他責的
一つ目の「他責的」な思考傾向がある人は、思うようにいかない原因や責任の所在を自分以外の他に求めます。(※他責的・・・「外罰的、他罰的」とも言います)
例1
まったく何やってるのよ!
例2
思うようにいかない時のストレスを自分以外の外にぶつけるため、自分を責めて悲観的になることは少ないですが、周囲からは「人のせいにばかりするやつ」「自己中心的な人間」と思われかねません。
【2】無責的
二つ目の「無責的」な思考傾向がある人は、思うようにいかない原因や責任の所在を深く追求しません。(※無責的・・・「無罰的」とも言います)
例1
例2
自分も他者も責めないため、温厚で楽天的な性格と言えますが、一方で「問題をうやむやにしてしまう」ところもあるようです。
あまりにのんきすぎると、うまくいかなかったことから学びを得て次に生かすことを怠り、同じ過ちを繰り返すことにもなりかねません。
その場その時のストレスは溜め込まないとしても、問題を先送りにしたツケが回って来ることもあるようですよ。ただし、ストレスが最も溜まりにくいのはこのタイプです。
【3】自責的
三つ目の「自責的」な思考傾向がある人は、思うようにいかない原因を自分に向けて「すべての責任は自分自身にある」と考えます。(※自責的・・・「自罰的、内罰的」とも言います)
例1
例2
自責的な人ほど『ストレスを溜めやすい』ので注意が必要です。
「自分が悪い」と考える癖が『自分はダメな人間である』という自己意識を強めてしまうことは想像に難くありません。
例2であげたように「他者の非まで自分の非にしてしまう」という人もいますが、これは、一見すると“相手への思いやり”のようにも受け取れます。
しかし、人によっては『相手との摩擦を避けるために自分の感情を抑圧している』こともあるようです。いずれにしても、これではストレスが溜まる一方でしょう。
成長して成功する人の『失敗した時、思い通りいかない時の考え方』
大切な考え方なので改めてお伝えします。
自分の思い通りにいかない時に『状況を肯定的に捉え、自分にできることを探し、より良くしようという心を持って、行動しつづけることを怠らなければ』人生を上向かせることはできるんです!
思考のバランスを意識する
さて、思い通りにいかない時のあなたの思考傾向は、今回ご紹介した3つのうちどれだったのでしょうか?
苦境を乗り越え成長していける人は、今回ご紹介した3つの思考のバランスを意識しています。
例えば、「相手を責めない」ことが出来ても『自分の意見を言えない』のでは困りますよね。こちらに筋が通っているのなら、自分の意見を主張することは“必要なこと”です。
今回ご紹介した3つの思考のどれが良くてどれが悪いという話ではありません。3つとも誰もが持つ思考傾向です。
ただ、いつもうまくいかない人ほど、一つの思考傾向に偏ってしまいバランスが悪いのです。
必要のないことを考えすぎて、必要なことを考える余地が小さい。そんな傾向が見受けられます。
参考までに、私がある成功者に「理想の思考バランスについて」インタビューした時の回答は、『他責:2割、無責:4割、自責:4割』でした。(※あくまでも当人の個人的感想ですのでご理解下さい。)
まずは、どれか一つの思考傾向に偏らないようバランスを日々意識してみることから始めて下さい。
「3つの思考パターンがある」ということを頭に入れておくだけでも思考の偏り防止になると思いますよ。