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今回は、転職を考えている女性のために『自分に向いている仕事、自分の適職・天職の見つけ方』についてお伝えいたします。
こんにちは、BPLaboです。
「天職」という言葉を聞いて、あなたは何を感じますか?
「そんなものあるわけがない」と最初から諦めている人も、天職との出会いを信じて「それを探しつづけている」という人もいると思いますが、まずはっきりと断言しておきます。誰にでも天職はあるんですよ!
転職は、天職に出会うきっかけづくり。
この記事に辿り着いたあなたは、今の仕事を続けていくかどうか、大なり小なり悩んでいるのではないでしょうか。
「今の職場の人間関係から逃げたい」という人や、「今の仕事や職場環境が自分に合わない」と感じている人、あるいは、「年齢的に次の転職がギリギリかもしれない」と不安や焦りを感じている人もいるかもしれません。
いずれにしても、転職という二文字が頭の中でチラつき始めたら、その時が『人生の分岐点になる可能性が高い』と私は思います。
人生100年時代へと突入し、今後ますます“働くことの重要性”が増していきます。人生の大半の時間を仕事に費やすことを考えれば、適職や天職に出会うことがどれほど素晴らしいことかおわかりいただけるのではないでしょうか。
あなたが自分に合った仕事に就くことができれば、
- 毎日、職場に行くのが楽しみになる
- やりがいに溢れ、充実した日々を過ごすことができる
- 自分の仕事(働き)に誇りを持つことができる
- 仕事を通して貢献感(他者の役に立っている感覚)を得ることができる
- 一緒に働く仲間と楽しく快適に仕事ができる
- がんばった分だけ結果が出る
- 自分らしく、自然体でいられる
- 将来を楽観的に考えられるようになる(経済的な不安も小さくなる)
- 人生にハリが生まれ、いつまでも若々しくいられる
など、あなたの人生そのものが豊かになります。
今あなたが転職を考えているのなら、それは「自分の人生をもっと良くしたい!」という心の叫びなのかもしれません。
なんだかんだ理由をつけて、転職にブレーキをかけていませんか?
しかし、いざ転職を考えると「せっかくここまでがんばってきたのに、それを捨てて進行方向を変えていいものなのだろうか…」と不安が強くなる女性は少なくありません。
大丈夫です!安心して下さい。
転職は、より良い進行方向へ舵をきることであって、今までの努力を無駄にするものでは決してないからです。
今では“転職するのは当たり前”になってきています。適切な転職を繰り返し、着実に「毎日の幸せ感」をアップさせている女性は実際かなり多く存在するんですよ。
そうはいっても、衝動的に仕事を辞めるようなことはできないというのが本音かもしれません。
今の仕事がどうであれ、毎月きちんと支給される給料を絶つには相応の勇気が必要です。
今の仕事を続けながら職を探すのは大変。今の仕事を辞めてから職を探すのも不安。転職できても給料は下がるかもしれない…、人間関係が良いとも限らない…。また自分に合わない仕事だったらどうしよう…。転職を迷う理由ならいくらでもあげられることでしょう。
また、これまで築き上げたライフスタイルを崩すのも難しいところ。今の仕事に費やした月日が長ければ長いほど、これまでの生活にあなたが投資してきたものは大きいはずです。今の仕事の世界で「ある程度の成功をおさめている人」であればなおのこと、ゼロから仕事をやり直すのは想像がつかないほど大変なことに思えるかもしれません。
他にも、転職活動中は真っ暗なトンネルの中にいるような“いつ出られるのかわからない”不安やストレスも伴います。転職を成功させるまでの道のりには、初めて就職活動をした時とは違ったプレッシャーが重くのしかかるものなのです。
いざ転職となれば、ひるんで当然。多くの転職相談を受けてきた実活動に基づく私の感覚として、あなたの転職に対する不安についてはよく理解しているつもりです。その一方で、転職が『天職との出会いをつくる可能性がある』ということもまたよく理解しています。
「誰もが満足できる仕事」というものは、この世に存在しない。
誰もが満足できる仕事は、この世に存在しません。
しかし、あなたが満足できる仕事は必ずあります。
職場環境というものは、会社や仕事内容によって様々。そのため、あなたが幸せを実感できる仕事に就くためには、あなた自身の好みを知り、その好みに合った職場を探す必要があるのです。
特定の仕事にじっくり集中して取り組める職場・時間の流れがゆったりとしている職場もあれば、革新の連続で常に新しいことにチャレンジしていく職場・危険と隣り合わせで緊張感とスリルのある職場もあります。
他にも、規律に縛られた会社もあれば、個人の裁量で自由に進められる会社もありますし、社交性とコミュニケーション能力が求められる職場もあれば、私語厳禁で一つの作業にとことん集中しなければならない職場もあります。
あぶない!○○を考えずに、闇雲に転職活動している人が急増!?
実際の転職活動では、どんな職場環境が自分に合っているのか、この点をはっきりさせず闇雲に活動してしまう人があまりにも多いようです。
人は一人一人が異なる能力を持つため、それぞれで優先するものも異なります。
例えば、組織の役としてリーダーになりたい人もいれば、リーダーのような責任を負う立場にはなりたくないという人もいます。
収入を最優先に考え、効率的に高収入を得たいと思う人もいれば、収入にはそれほどこだわらず、人の喜びや社会貢献を求める人もいるでしょう。
あるいは、パソコンの前で一日中単純作業していても苦にならない人もいれば、ルーティンワークが苦痛で、一日中アクティブに過ごしたい人もいると思います。
適職や天職を見つけるためには、まず『自分自身の特性を知ること』が肝心なのです。
それでは、次に簡単な特性チェックを行います。以下の質問に答えながら、自分自身の特性を理解していきましょう。きっと、自分に合った仕事や職場環境について今よりクリアになると思いますよ。
あなたは、「A?」or「B?」
以下に13の質問をご用意しました。自分の特徴に当てはまる項目「Aか、Bか」を選んで下さい。(※あまり深く考え過ぎずに素直な気持ちで答えて下さいね!)
質問1
A:周りからの注目はできるだけ浴びたくない
B:人の輪の中心にいたい、注目を浴びたい
質問2
A:一人で過ごす方が好き
B:大勢の人と過ごす方が好き
質問3
A:気がつけば、聞き役に徹している
B:気がつけば、会話を独り占めしている
質問4
A:感情を顔に出さない、あまり出ない
B:感情が顔に出る、よく出てしまう
質問5
A:多くの人と交流がもてるパーティーよりも、親しい友人や恋人などと家でまったり過ごす方が好き
B:たまには少人数で家でまったりもいいけど、どうせなら多くの人と交流がもてるパーティーの方がいい
質問6
A:自分のことは他人にあまり話さない
B:自分のことをよく他人に話す
質問7
A:のんびりしている方だ
B:せっかちな方だ
質問8
A:一つのことにのめり込むことが多く、すぐに他のことに目移りするようなことはない
B:一つのことを深く追求するよりは、旬な情報はすかさずキャッチし、次から次へと新しい情報に目が向く
質問9
A:質問をされたら、即答せずによく考えてから返答する
B:質問をされたら、すぐに返事をする。返事が早い
質問10
A:大勢の人が周りにいると、あまり喋らなくなる
B:大勢の人が周りにいると、よく喋るようになる
質問11
A:他の人が行動するのを待って、じっくり考えてから行動する
B:考える前に、率先して行動する
質問12
A:一つの仕事を仕上げるまでにわりと時間がかかる
B:テキパキ仕事を進め、次から次へと素早く片づけていく
質問13
A:口に出さず、頭の中で静かに考える
B:頭の中で静かに考えるのではなく、口に出して考える
以上です。
それでは、ここであなたのAとBの数を比べてみましょう。
Aの方が多かったですか?それともBの方が多かったですか?
【診断結果】AとBの数でわかる「あなたの特性」とは?
「Aの数の方が多い」ケース
Aの数の方が多いあなたは「凝り性」なところがあります。
良く言えば、自分の世界に入り、一人で一つのことに集中できる『スペシャリスト』というところでしょうか。「一人、または少人数でじっくり取り組める仕事で力を発揮しやすい」ようです。
他にも、一人でいることを好み、自分事にふけっていると元気が出てくるタイプでもありますので、自分を充電させたい時は一人でいる方がいいようですね。
また、知らない相手と接する時は、じっくり時間をかけてお互いの理解を深めていこうとするので、周りに大勢の人がいると人間関係の構築に時間がかかる傾向があるようです。
「Bの数の方が多い」ケース
Bの数の方が多いあなたは「飽きっぽい」ところがあります。
良く言えば、一つのことだけでは満足しない、同時にいくつものことに取り組める『ジェネラリスト』といったところでしょうか。「多くの人や物事と関われる仕事で力を発揮しやすい」ようですよ。
人と接することを好み、様々な経験に触れることを望んでいるため活動的です。人と一緒にいると充電できて、自分が元気になることを実感できるタイプと言えます。初対面の人ともごく自然に打ち解けることが出来ますし、人脈も広がっていきます。知人も多いことでしょう。
ただ、物事を熟考しないうちに安易に発言したり、行動したりするところがあるので、ケアレスミスや誤解を招きやすい一面もあるようです。
おわりに
さて、あなたの特性はどちらでしたか?
今回の13の質問でわかることは、あなたの特性のほんの一部。そのため、自分自身を知る上では『氷山の一角に過ぎない』ということもご理解いただきたいと思います。