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40代女性の転職は難しい?失敗する人と成功する人の違い

40代女性の転職は難しい?失敗する人と成功する人の違い

私と同年代の40代女性からご相談を頂くことが増えてきました。そして、「今から転職するのは無謀ですか?」という類のご質問を多く頂きます。

大森篤志

こんにちは、一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長の大森篤志です。

そこで今回は、40代女性の転職は難しい?無謀?というご質問の回答を「失敗する人と成功する人の違い」もまじえながら解説していこうと思います。

成功と失敗の分かれ道になるのが、転職の「考え方(心構え)」と「事前準備」の質にあると私は考えています。

1.考え方(心構え)

考え方(心構え

さて、あなたが目指す転職のゴールは何ですか?

現職よりも給料アップを目指す人もいれば、万年平社員(ずっと同じポジションでキャリアパスを描けない状態)から抜け出す好機と考える人や、自分のペースで大好きな仕事ができる環境を手に入れたい人、あるいは、自分に合った働き方を強く求める人、ただただ今の状況から逃れたい何もかも投げ出したい人もいるでしょう。

いかなる理由であれ、目標や目的を持って転職活動に励むのはとても素晴らしいことだと私は思います。しかし、もしそれが叶わなかったとしたら、それは転職の失敗になるのでしょうか。

失敗する人の考え方

今より給料が下がったら失敗だ、転職に失敗したら人生終わり。

転職で失敗しやすい人ほど、白か黒かの二元論で考える傾向があります。そもそも社会は白と黒の間だらけで構成されていることに気づいていません。40代になった今でもピュアな心の持ち主であるとも言えます。

ピュアな心であり続けることが悪いわけではありません。むしろ人生トータルでは良い要素のほうが大きいと思います。しかし、こと転職に関しては、真面目すぎると、それだけ現実とのギャップに苦しみやすく、心へのダメージも大きいので注意が必要です。

転職してマイナスの変化があった時に、「完全に失敗だ、動かなければ良かった…私のバカバカ」と早々に決めつけてしまうのは懸命ではありません。

成功する人の考え方

一方、転職が成功する人の多くは、転職のゴールを一つに絞らず、いくつかのパターンを想定しています。

例えば、3つのゴールを設定し、それぞれに優先順位をつけ、第一のゴールが到達不可能なら第二のゴールを目指す、それも到達できそうにない場合は第三のゴールを目指すことを事前に想定しておくのです。

ものすごいスピードで変化し続ける現代社会では、その時々で目指すゴールも変わってくるものです。

実際、短時間かつ1日からスポットで働けるギグワークや、経験やスキルを生かして自宅で好きな時間に働けるテレワーク(業務委託契約)、他にも、通勤がなく全国どこにいてもフルタイムで働けるフルリモート正社員など、新しい働き方も続々と生まれています。

もう白か黒かの二元論で考える時代ではありません。視野を広げて転職活動に臨むことが重要になってきます。

たとえ思い描いていた結果を手に入れられなかったとしても、それは決して失敗ではありません。ゴールへの行き方を修正したり、別のゴールに選び変えたり、方法はいくらでもあると考えましょう。

2.事前準備

2.事前準備

何かと「しなければならないこと」に追われる毎日を送りがちなのが40代です。

40代になると、あえて周囲に流されながらも上手に立ち回れる術を身につけている女性も多いですが、それでも自分をしっかり持っていないと気がついた時には50代になっていた…となりかねません。

職場における立場の変化、家庭環境の変化、気力と体力の変化などが重なって起こりやすい40代は、人生で最も大きなターニングポイントと言えます。

この大事な時期に転職を考える場合、これまでの自分自身を事前にしっかり整理しておく必要があります。

失敗する人の事前準備

書類選考や面接を通過できない人ほど、自分が持ち合わせている能力を語れない(言葉にしてアピールできない)傾向があります。

事前準備期間が短く、必然的に自己理解が不足してしまうケースも多く見られます。また、転職を希望する業界の理解、仕事内容や職場環境の理解も浅いため、採用担当者を納得させることが出来ません。

転職活動をスタートする時に初めて自分自身の棚卸しをする人が多く、自己理解や仕事理解をじっくり深めていくだけの時間を確保できないことも影響しています。

用語の説明

【自己理解】今の自分自身が持ち合わせている職業能力を正確に把握・理解すること

【仕事理解】業界/職業/職種/業務内容/職場環境/労働条件等の実態を把握・理解すること

成功する人の事前準備

書類選考や面接を通過する確率を上げるには、自己理解と仕事理解を深めることが必要です。

転職して自分なりの成功を手に入れた人の多くは、3ヶ月間以上の準備期間を確保し、とことん自己理解を深め、可能な限り仕事理解に努めていました。中には、自分自身の整理を1年前からスタートさせ、月に一回の振り返りを実践し続けた人もいます。

ちなみに私はと言いますと、今のところ職を変える予定はありませんが、3ヶ月に一度のペースで自分の職務経歴書をアップデートし続けています。かれこれ5年くらい続けていますので我ながら長続きしていますが、その理由は等身大の自分自身を確認できると元気になると言いますか、自己肯定感や自己効力感が高まるのを実感できるからです。

用語の説明

【自己肯定感】私はなかなかいいものを持っていると思える感覚

【自己効力感】自分にはそれができると思える感覚

「いつも前向き」である必要はない

「いつも前向き」である必要はない

転職活動では、折れない心を持ち続けることが大切です。とはいえ、無理して「いつも前向き」であろうとする必要はありません。

自己肯定感や自己効力感の話をしたばかりなので少し矛盾して聞こえるかもしれませんが、心の健康を維持するためには、プラス思考でもマイナス思考でもないニュートラルな考え方をすることがベターだからです。

良くも悪くも社会(世の中)は無限に広がるグレーを中心に構成されていると言っても過言ではありません。いつも前向きではどこかで疲れてしまいます。

人は年齢を重ねるにしたがって頑固になる傾向があり、自分の経験からこうだと決めつけやすくなるのも40代の特徴です。いつも前向きであるべき、いつも前向きでないと失敗する等と決めつけないようにしましょう。

やる気に満ちる時もあれば、無気力でどうにもならない時もあります。希望の光が見える時もあれば、絶望の淵に落ちそうな時もあるかもしれません。しかしそれが普通の人間なのです。

転職活動は「やるだけやったら後は天任せ」の気軽さで取り組むくらいがちょうどいいと私は思います。自己理解や仕事理解を深めたら、自分のペースで一社、二社とトライしてみましょう。

今回の記事はいかがでしたか?先日、転職のお悩みを抱える40代女性から高い評価を頂きました。続きは下記のボタンからどうぞ。

大森

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