今回は、「転職先の人たちと仲良くなれない」というお悩みにお答えいたします。
相談内容)29歳/女性/営業職
目指すのは「仲良し」ではなく、『仕事の信頼関係』
アドバイス①
険悪な関係にさえならなければいいと考え、「仲良くなる」ことよりも『仕事に集中する』ことを優先する。
(※無理にこびてみたり、相手に合わせようとせずに、仕事で振り向かせることを目指す。エネルギーの使い道を「人間関係」から「仕事」へシフトさせ、1ヶ月間だけ集中してみる。など)
実務を優先しながら淡々と接するように努めていると、ふとした時に共感や信頼でつながることもあります。目指すのは「仲良し」ではなく、仕事の信頼関係であるべきではないでしょうか。
部外者オーラを消す
アドバイス②
「前の会社では同僚と仲良くやっていたが、ここでは難しそう」というオーラを消す。「前の会社では」という言葉や「以前の会社との比較」についてはニュアンスを与えることも含めて一切口にしないこと。
仲良くなれないのは、初めから「私には合わない」と決めつけているからかもしれません。今の会社でうまくいかない時に前の会社を引き合いに出してしまう人ほど、現場では無意識に部外者オーラを放っているものです。
“周りを近づかせないようにしていたのは自分なのかもしれない”という視点を持つことも大切です。転職先でうまくやっていくには「部外者オーラを消す」ことも必要なのです。
今の職場の同僚を受け入れる
アドバイス③
今の職場の同僚に「転職してきた私を受け入れてくれてありがとう」というメッセージを言葉や行動で伝える。
伝え方は、ちょっとしたお菓子(一口サイズで梱包されたチョコなど)を配る程度でも十分です。あるいは、業務上で関わる時に、「いつもありがとうございます」「教えて頂き感謝します」と声をかけるだけでもいいでしょう。
転職先で同じ時間を過ごすことになった同僚とのご縁を改めて大切にすることから始めてみて下さい。