「仕事と『今どきの恋愛』は同じ」です。
こんにちは、BPLaboです。
35歳、働く女性が陥りがちな『転職心理メカニズム』
もしあなたが「職場で自分の存在感がない」と感じ始めているとしたら、それは『今の仕事に対して気持ちが冷めてしまっているサイン』かもしれません。
しかし、実際は「仕事が面白くないからやる気が出ない」というのは言い訳であることが多いもの。おそらく『仕事で思うような結果が出せていないから面白くない、やる気がなくなった』というのが本当のところではないでしょうか。
中には「職場の人間関係が悪くて仕事どころではない」ということもあるでしょう。しかし、それも『仕事で結果を出せている人にはあまり縁のない問題』である場合が多いようです。
そもそも、職場では「結果を出さないと注目されない」もの。上司や同僚から自分の存在を気にしてもらえたり、気遣ってもらえたりすることがなければ、職場での円滑で良好な人間関係は築きにくいでしょう。そうなれば「自分は存在感がない」という気持ちになるのも無理はありません。
そして、それが続くと「自分は必要とされていない」「もっと自分を必要としてくれる会社へ転職したい」と考えるようになるのです。
職場で存在感のある人たちの特徴
「いつも楽しそう」「いつも真剣な眼差し」「集中力がすごい」
そういう人たちの働く姿には、見る者に『オーラ(存在感)があるなぁ』と思わせるものがあります。
その理由は、とてもシンプルなんですよ。『仕事が好き』だからに他なりません。
「嫌々」ではなく『嬉々』と働いているため、そのイキイキとした感情がオーラ(存在感)となって全身から溢れ出すのでしょう。「仕事に対する姿勢の前提がまるで違う」のです。
転職を考えるのは、〇〇してからでも遅くはない
働いているあなたに「好き」や「楽しい」というプラスの感情がなければ、職場で存在感を発揮することは出来ません。もちろん、「まぐれ」はあっても、継続的な結果は出せません。
キャリアアップなどの前向きな理由がなく、突発的に転職願望が強まっているようであれば、それは単に「今の結果が悪い(仕事の成果が出ない、職場の人間関係が悪い)から」という可能性が極めて高い。厳密には『(それが理由で)嫌々働いているから』と言ったほうが適切かもしれません。
もしあなたが「(気持ちが冷めていたために)まだ現状を打破する努力はしていない」というのなら、いきなり資格取得や転職に飛躍せずとも、まずは「自分に与えられた今の仕事を『好きになる努力をする』こと」から始めてみてはいかがでしょうか。
努力しても何も変わらない時は
努力しても何も変わらない時は、その時に改めて『自分が好きになれる仕事を真剣に探す』という前向きな転職活動や資格取得の勉強を行えばいいではありませんか。
転職を考えるなら、これまで避けてきた努力をしてからでも遅くはありません。
いずれ来るであろう転職のために有利な資格を取得しておく努力もいいですが、だからといって「今の仕事を好きになる努力」を怠っていいということにはなりません。
「転職ありき」という考えから少し離れてみることも大事ですよ。
あくまでも私の持論ですが「仕事は『今どきの恋愛』と同じ」だと考えています。
今どきの恋は、待っているだけでは実りません。あなたから「好きです!」と歩み寄らなければ、相手は振り向いてくれないのです。