今回は、『モラハラ男の特徴』についてお話したいと思います。
こんにちは、BPLaboです。
ここではモラハラ夫を主人公に説明していますが、それがモラハラ彼氏だろうと特徴に変わりはありません。
あなたの夫、彼氏、もしくは恋人候補の彼。他にも会社の上司や同僚など、
「この人、もしかしてモラハラ男なのでは?」と思うところがあれば、日頃の相手の言動と照らし合わせながら読み進めてみてください。
○○タイプは、モラハラ男になりやすい。
いきなりですが、
あなたは「モラハラ離婚」という言葉を聞いた事がありますか?
ちょっと前まではモラハラ(モラルハラスメント)という言葉でさえもなじみの薄い言葉でしたから、分からない方がいても不思議ではありませんね。
実は最近、夫のモラハラが原因で離婚を決断する妻が増えてきているのです。
モラハラ離婚の多くは、夫が妻に対して日常的なモラハラを行い、妻が精神的にまいって離婚に発展していきます。
典型的なモラハラ夫になりやすいのは、ズバリ『優等生タイプ』。
- 学生の頃から頭が良くて成績優秀、常にトップクラス
- 周りから甘やかされ、怒られたことがない(ほとんどない)
- 社会人になってからは、世間に自慢できるような安定企業に勤務
など、常に他人よりも上であることを自覚して(優越感を持って)生きてきたところがあります。
その特徴は大人になるにつれて顕著に表れるようになり、相手が完全に自分のモノになった(または、なるであろう)状態になると、これまで以上に相手を自分の支配下に置こうとします。
そのため、恋人だった時には見ることのなかった彼の陰湿な一面を、結婚後、または出産後などに見ることになる場合も珍しくありません。
「俺は、この家の支配者だ!」と王様気分になっていますから、その支配下にいる妻は「俺のストレスのはけ口になってくれて当然だ!」くらいに思っているのかもしれません。
その一方、会社の中では相変わらずの優等生ブリを発揮します。
上司や同僚の目もあるので、「いつでもどこでも優秀でありたい」と思う気持ちが理性を働かせているのでしょう。
しかし、家庭の中では理性もへったくれもありません。
家庭の中は、誰からも何も言わせない自分の絶対王国。安心してモラハラ夫へと変貌を遂げることが出来るのです。
超ナルシスト男が危険な理由。
残念ですが、モラハラ夫には、妻を傷つけているという自覚がありません。
なぜなら、『常に自分が正しい』と思い込んでいるからです。
その思い込みの強さは、まさに信念そのもの。
ここはあえて頑固などという生ぬるい言葉は使いません。
家庭生活を捨てて仏門にでも入ってもらうくらいでないと、その思い込みが弱まることはないでしょう。
また、モラハラをする人は、自分に対して異常なまでの関心があり、自分は特別な存在だ(もっとチヤホヤされるべきだ!俺は我が家の王様だぞ!くらいに思ってる人も?)と思い込んでいたりします。
そうなる原因の一つとして、母親に溺愛されて育ったり、周りから過保護に育てられたこと等も考えられます。
小さい頃からずっと甘やかされ、過保護に育てられると、「自分の周りにいる人たちは、自分に何でもしてくれる」という絶対法則が自然と刷り込まれてしまうのです。
幼少期に刷り込まれた「常に自分が優位である(優位であることが当たり前)」という信念は、かなり厄介だと言えます。
例えば、自分よりも優れている点を他人に見つけると、強烈な攻撃心を抱きます。
一方、他人に対して優れている点を見つけられないと、相手をバカにするというレベルを通り越し、「優れたものを持ち過ぎた自分に対して他人が逆恨みをしてくるのではないか?」などと歪んだ考えを持ち、異常なまでに相手を下に見るのです。
常に自分が優位である必要がありますから、時には相手のミスをワザと誘い出し、罠にハメ、
- 「相変わらず、出来ないねぇ」
- 「昔っから、ダメだよねぇ」
など、しみじみと人をバカにしてくることもあるでしょう。
友達に話しても「そんなのウチもしょっちゅうよ!」「あるある!」と軽く流されてしまうと、「どこの家庭にもよくある小さなことなのかなぁ…」と思ってしまいがちですが、こういう夫の一言が積み重なっていけば、どこかでガクッと効いてきます。
酷な話に聞こえるかもしれませんが、モラハラ夫たちは絶対に自分が正しいと思い込んでいるので、妻がどんなに正論で迫ってもムダなのです。
妻の意見などハナっから聞くつもりはありません。
むしろ、妻が完敗宣言するまで、ず〜っと反論してきます。
完敗宣言ですから、単に「ごめん」と謝ったくらいでは済みません。
10歩くらい一気に下がって、心から猛省の態度を示さないと納得してくれない場合もあるくらいです。
「こっちが正論なのに、いつも夫に言い負かされる。どうして?」と思ってしまう方も多いようですが、それは夫の口が上手いからではなく、そもそも論なのです。
「自分が間違っているのではないか」と思ってしまうこと、ありませんか?
ここで注意して欲しいのは、『自分を責めないこと』です。
夫から執拗に「俺が正しい!」と主張し続けられると、
- 「やっぱり私が間違えているのかな」
- 「やっぱり私が悪いのね」
- 「彼を怒らせるのはいつも私、やっぱり私ってダメ」
などと、自分が間違っているのではないかと錯覚してしまう人が大勢います。
ハッキリ言っておきます。
「あなたは間違ってないし、ダメでもありません!」
モラハラ夫へ変貌しちゃう根本原因は、モラハラ気質を持っていること。
多くの場合、妻がキライだからという理由でモラハラするわけではありません。
自分の問題とは切り離して考えるようにしましょう。
【モラハラ男の2大特徴】「外面の良さ」と「自分絶対主義」
モラハラ夫の最大の特徴の一つに『外面の良さ』があります。
周囲には「良き夫」と思われるように振る舞い、妻に対しても「良き妻」を演じるよう強要してきます。
モラハラ夫は、外で別人を演じているため、余分なストレスを溜め込みやすい性格でもあります。
その”はけ口”が妻になっているケースは決して少なくありません。
そして、モラハラ夫の最大の特徴と言えるもう一つは、『自分絶対主義』です。
繰り返しますが、モラハラ夫は自分が正しいということを、いつでも、どこでも、いつまでも証明し続けようとします。
どんなに些細な勝負事であっても、自分が負ける事は絶対に許せないのです。
例えば、妻から先に離婚を切り出された場合、瞬時に「なぜ、この俺が離婚を切り出されなきゃならんのだ!」と強烈な怒りが込み上げてくることもあるようです。
「妻に負けるはずがない」という気持ちが暴走し、どうしても許しがたいのでしょう。
また、離婚しようと迫っても、「これからは俺が3歩下がる。だから、やり直して欲しい!」と改心したことをアピールする演技力に長けているのもモラハラ夫の特徴です。
たとえ離婚調停に入っていたとしても、モラハラ夫の巧みな演技力に幾度となく惑わされることでしょう。
真剣に考え、本気で離婚を決意したなら、最後まで離婚の意思を貫いた方が賢明かもしれません。
きっと、元に戻ったら、また同じことの繰り返しです。
改めて記憶に刻んでおいてください。
親身になって「俺が悪かった」と言ってきても、本音は「俺が悪いはずはない」と思っているのがモラハラ夫です。
いつでも、どこでも、いつまでも、自分が悪いと思うことはありません。
そして復縁が叶わなかったとき、モラハラ夫は『自分を被害者だと思い込む』のです。
「この人、もしかしてモラハラ男?」
もし、そう思う男性があなたの身近にいるのなら、一刻も早く頼れる人に相談しましょう。
一にも二にも、一人で抱え込まないことが問題解決の第一歩です!
さて、いかがでしたでしょうか?
ここまで、モラハラ夫の特徴をたくさん綴ってきました。
今回は「モラハラ夫」が主人公でしたが、それが「モラハラ彼氏」だろうと「モラハラ上司」だろうと特徴に変わりはありません。
もう一度、よ〜く観察してみてください。
あなたの夫、彼氏、恋人候補は大丈夫ですか?