個別のご相談はコチラから

「この娘、ホントに大丈夫?」と思われてしまう接客トーク

a0002_004048_m

こんにちは、BPLaboです。

このコラムを読めば、「間違った言葉遣いをしている自分」に気づけます。

 

間違いフレーズ:

  • 「とんでもありません」
  • 「と申しますと?」
  • 「どういったご用件でしょうか?」

 

それ、ありえませんよ!

謙遜する場合などによく使われがちなフレーズ。

それが、「とんでもありません」というフレーズです。

 

しかし、「とんでもありません」という日本語はおかしいのです。

 

「とんでもない」という言葉はもともと存在するのですが、「とんでもない」で一つの言葉です。

ですから、「ない」の部分だけを「ありません」と変換することはできません。

 

それは、「もったいない」を「もったいありません」と言い換えているようなもの。

よく考えてみれば分かりますが、ありえませんよね?

 

丁寧語にするには、

「とんでもないことです」

と言えばいいのです。

 

間違った使い方をすると品位に欠けますので、正しい使い方をしましょう。

 

おいおい…なんて失礼なこと言うの!!

相手の話しを聞きながら、「と申しますと?」と表現する人がいます。

実は、これも間違い。

 

「申す」は、自分が話すときに聞き手を敬う言葉です。

「申しますと?」と言うと、相手がこちらを敬う意味になり、分かる人には失礼な言い方だと思われてしまうでしょう。

 

この場合は、

「とおっしゃいますと?」

が正しい日本語ですね。

 

お客様を不審者扱い!?

訪問された相手に対して使いがちなフレーズ。

それが、「どういったご用件でしょうか?」です。

 

いきなりこの言葉を浴びせられた相手の立場に身を置いて考えてみてください。

それはそれは、まるで『不審人物にモノを尋ねるような言い方』だとは思いませんか?

 

こんなときは、

  • 「こちらで、ご用件を承ります」
  • 「わたくしで宜しければ、お伺い致します」

などと、受け入れる姿勢を示すのが賢明でしょう。

 

)「この娘、ホントに大丈夫?」と思われてしまう接客トーク

このコラムでは、営業・販売・接客のシーンで間違って使われている言葉をご紹介してきました。

使っている当人は、自然な言葉だと思っているかもしれません。

でも実態は、「おかしな日本語」になっているケースが多いようです。

小さなことかもしれませんが、正しい言葉使いを積み重ねることが相手との信頼を築くことにつながります。

間違った言葉を使い続けると、物やサービスを扱っているのであれば「命取り」にだってなりますからね。

ぜひ、日頃から何気なく使っている言葉を点検してみてください。

 

正しいフレーズに:

  • 「とんでもありません」→「とんでもないことです」
  • 「と申しますと?」→ 「とおっしゃいますと?」
  • 「どういったご用件でしょうか?」→ 「よろしければ、ご用件を承ります」

それでは、また次回をお楽しみに!