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大森篤志からの回答内容
私は弁護士の立場にないので法的分野における回答は控えさせて頂きますが、どうしても裁判を起こしたいという場合は、一度弁護士に相談してみることです。
さて、ここからは『awa526さんに出来る現実的なこと』をお伝えしたいと思います。
awa526さんは、お母さんの話をしっかり聴いて深く理解することが肝心です。
但し、無理強いしては絶対にダメ。強引に話を聞き出そうとしてはいけません。
何も話してくれない時は、「無理に話さなくていいからね」と伝え、お母さん自らの意志で話してくれるまで焦らず待ちましょう。
お母さんは“今自分が受けている行為がモラハラであることに気づいていない”かもしれません。たとえ気づいていても、義父から離れられない理由をあれこれ見つけ出して迷走し続けるかもしれません。
義父も、awa526さんの存在を煙たがり、お母さんからawa526さんを遠ざけようと、お母さんにawa526さんの悪口を繰り返し吹き込むなどして画策している可能性もあります。
そんな心を乱された状態のお母さんには、根気強く見守ってくれるawa526さんの存在が必要なのです。
お母さんの話をしっかり聴いて深く理解することを繰り返し、決してイライラせず、説得を試みようとせず、説教にならないよう細心の注意を払い、その上で決して見放さず、温かく見守ってあげて下さい。
お母さんは「モラハラ行為」を受け続けて、思考が歪み、正常な判断が下せなくなっています。
繰り返し何度も何度も浴びせられた否定の言葉などによって、自己肯定感を失い、自責の念に駆られているかもしれません。あるいは、経済的な不安や不利な立場にあるとすり込まれ続けたために身動きが取れなくなっているのかもしれません。
モラハラ行為を受け続けている人の心というものは、そう簡単にひっくり返せるものではないということを心得ておいて下さい。
先程「思考が歪み、正常な判断が下せなくなっている」とお伝えしましたが、もしかしたらそれは、お母さんだけでなく、awa526さんご自身にも影響がおよんでいる可能性もあります。
義父に対して敵意を向け続けるのも、このままお母さんの心を取り戻すことを諦めてしまうのも、逃げるように家出するのも、それらが果たして正常な判断と言えるのかどうか、もう一度考え直してみて下さい。
お母さんがお母さんご自身の力で、現状を正しく理解しようと努め、義父から離れようと決心するまで、awa526さんはお母さんと適度な距離を保ちながら寄り添い、見守り、肯定的な言葉をかけ続けることが、今のawa526さんに出来る現実的なことではないでしょうか。
インターネットを駆使し、あまり押し付けにならない程度に「モラハラに対する情報」をお母さんに与えてあげるのもいいでしょう。状況によっては、影響力のある他の親族にこっそり相談してサポートしてもらうことも必要かもしれません。
きっとお母さんは、たくさんの助けを必要としています。
awa526さんが手を差し伸べようとすると、ひどく攻撃的になったり、拒絶を示すこともあるでしょう。しかしそれは、お母さんが立ち直る過程の中で見せる正常な行動です。そのことを頭の片隅に置きながら、根気強くサポートしてみて下さい。
18歳のawa526さんにとって、荷が重い役割になることは間違いありません。しかし、家族を守るということに年齢は関係ありません。awa526さんにしか出来ないサポート方法は必ずあります。頼れる大人をリストアップしてみることから始めてもいいでしょう。
まずは、awa526さんご自身が心を取り戻すこと。何もかもが嫌になって投げ出してしまえば、問題の解決は遠のいてしまいます。自分を信じ、お母さんを信じて、出来ることをしていきましょう。
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