転職回数の多い女性へ。それでは自分に合う仕事はずっと見つからない?

転職回数の多い女性へ。それでは自分に合う仕事はずっと見つからない?

今回は、転職回数の多い女性に向けて『いたずらに転職を繰り返さないコツ、自分に合う仕事を見つける為のポイント』についてお伝え致します。

 

大森篤志

こんにちは、一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長の大森篤志です。

それでは早速、2つの相談事例から理解していきましょう!

 

相談:もう5回も転職を繰り返しています。仕事が長続きせずに悩んでいます…。

「5回の転職経験をどう捉えて意味づけし今後に生かしていくか」が重要になってきそうですね。

人には良くも悪くも「慣れる」という適応力が備わっています。そのため、退職や転職は何度か繰り返すと癖になってしまうことも。

初めての退職ともなれば、いざ話を切り出す時に「上司になんて言えばいいのだろう…」と悩んだり、辞めると決めても「いやいや、今はまだタイミングではない」とふらふら引き返してみたり、一度も会社を辞めた経験がないがゆえの抑制機能が強く働きます。

また、一度や二度の転職なら、過度な緊張感があり必要以上の努力や準備をして臨むことも出来るでしょう。

しかし、退職も転職も3回を過ぎたあたりから、悪い意味の適応力である「慣れ」が顔を出し始め、これまでよりも簡単に退職、準備不足で転職してしまうことも少なくありません。

女性
やっぱり何か違うんだよなぁ。

 

「転職の虫がうずく」とでも言いましょうか。「慣れ」によって退職・転職に対する意識的ハードルが下がり、軽いノリで退職や転職を考えてしまうのです。

もちろん、その転職が明らかにキャリアアップである場合は何も問題ありません。

しかし、転職して1年も経たないうちに「思っていた仕事と違った」「前の仕事のほうが良かった」「面白くない」などという理由で転職の虫をうずかせるのは賢明ではありません。

転職したら、ちゃんと意味づけする。

star-

転職癖のある人は、どんな職場でも起こり得るであろうアクシデントに対する適応力が低下している状態です。

例えば、「上司と馬が合わない、同僚との人間関係がうまくいかない、希望していた業務にすぐ就けない」など、どんな職場でも起こり得るであろうアクシデントを理由に早々に辞めてしまうと、新しい職場で似たようなことが当然のように起こった時「なんか違う、辞めたい」という反応の癖が出てしまう。これが『転職癖、転職の虫が騒ぐ』という心理的メカニズムです。

好奇心や冒険心を持って新しい仕事や職場環境に一歩足を踏み入れたら、今度は持続性が大切になってきます。

最初からうまくいく転職のほうが少ないもの。転職したら、まずは少し踏ん張って、一つずつ目の前の課題をクリアにしていく必要があるのです。それは転職者が避けては通れない必須プロセスであると心得ましょう。

馬の合わない上司には、あえて積極的に仕事の相談をしてみたり、すぐに希望の業務に就けなくても、スキルの幅を広げる為と思って目の前の仕事に最善を尽くしてみたり。そうこうしているうちに、やりたくないと思っていた仕事にも魅力を感じるようになったとしたら、その力はあなたにとって一生の財産になりますよね。

いずれにしても、何か一つでも課題をクリアにしてから転職することが出来れば、身に付けたあなたの力は次の職場でも必ず生かせるはず。大事なのは、今の職場で何かを学び、力に変えてから動くこと。今の仕事や職場に在籍していることにちゃんと意味を持たせることなのです。

転職には明確な目的が必要

そして、大事な点がもう一つ。
転職する時は、明確な目的を持つことです。

ゆくゆく起業したいのであれば、その目的につながる転職をしましょう。早く結婚したいのなら、腰掛けで男性ばかりの職場を選ぶというのも、それはそれでアリではないでしょうか。

いずれにしても、明確な目的がないうちに転職してしまうと、いたずらに転職回数を増やすだけです。

結局のところ私たちは、いつでも会社を辞めることが出来ます。新しく職業を選択する自由もあります。そして今や、転職は『社会人の大半が経験するであろう身近な出来事』になっています。

簡単に転職できてしまう現代だからこそ、転職に明確な目的を持ち自分自身が望むキャリア形成につなげていくことが大切なのです。

 

相談:20代で転職2回。ずっと自分に合う仕事を探している感じです。本気で自分に合う仕事を見つけたいのですが、どうしたらいいですか?

20代にして転職2回(社会人になって3社目)ということですが、それは少なくとも採用企業側の2社があなたを「即戦力として見た、またはポテンシャルが高いと感じた」という証拠です。

そういう観点では、転職回数の多い人が「自分の才能に気づく」のはそう難しいことではないと私は思います。

自分に合う仕事はワクワクしながら探す

1447673381_inspection

才能もそうですが、自分に合う仕事を見つける作業は、例えるなら、温泉を掘り当てる作業のようなものです。もちろん、浅いところで掘り当てる人、かなり深くまで掘らないと見つからない人と様々ですが。(笑)

あるいは、地震などの地下変動がきっかけで、温泉が勝手に湧き出てくることもあれば、掘っても掘ってもそこから一滴の水さえ出ないこともあるでしょう。

いずれにしても、20代の今はいたずらに焦らずパニックにならず、「ここかもしれない!」「そろそろ見つかるかも!」とワクワクしながら『自分に合う仕事』を探して欲しいと思います。

自分に合う仕事は突然に現われる?

いま20代の時点でぜひ心得ておいて欲しいのは、「いつ?どこで?どのようなことが?誰が?きっかけで『自分に合う仕事』が見つかるかわからない」ということです。

特に「今の仕事が自分に合うかどうかはまだ分からないけれど、今のところ嫌な感情はない」という微妙な心理状態の時に自分自身がどのような選択をするのかが肝心だと思います。

今の仕事を深めても見つからないと思って早々に別な仕事を探すのか、もしかしたら今の仕事にあるかもしれないと思って深めてみるのか。

もし深めてみようと思えるのなら、もう少し続けてみる。可能性に目を向けて選択してみると「自分に合う仕事と出会える可能性も高くなる」ものなんですよ。

人は、年齢を重ねるにつれて固定観念も強くなる傾向があります。固定観念が強くなればなるほど、自分に合う仕事を自分で見つけることが難しくなるでしょう。

そういう観点からも、20代のうちに本気になって自分に合う仕事を見つけようと努力する事は非常に価値のある行動だと私は思います。

「続けたから見つけられた」人も多い

いきなり新しい上司が現れて、あっという間にあなたの尊敬する上司になるかもしれません。新しいプロジェクトを任されて、あなたが圧倒的な実績を出すかもしれません。そういうきっかけがあるのも会社組織の特徴ですよね。

「いつ?どこで?どのようなことが?誰が?きっかけで『自分に合う仕事』が見つかるかわからない」というのは、そういうことでもあるのです。

 

おわりに

いたずらに転職を繰り返さないコツ、自分に合う仕事を見つける為のポイントは次の2点です。

  1. 今の仕事にちゃんと意味を持たせる
  2. 目的を明確にしてから転職し、転職したらある程度の持続性を持たせる

自分に転職癖を疑っている人は、ぜひ参考にしてみて下さいね!

大森
マンツーマン制の個別相談も承っております。「プロにもっと詳しく転職・キャリアの相談がしたい!」「キャリアの専門家から職業適性カウンセリングを受けたい!」という方は『働く女性のお悩み相談窓口』をご利用下さいませ。あなたが最善のキャリアを選択・形成できるようサポートさせて頂きます。

この記事もチェックしてみて下さい

スポンサーリンク


スポンサーリンク


この記事が参考になったら
「いいね!」して下さい。
BPLabo Womanの最新記事がチェックできますよ♪

この記事も一緒に読まれています。

 

この記事を書いている人

大森篤志の詳しいプロフィールはこちら


「働く女性の為のお悩み相談窓口」コチラからお気軽にご相談下さい。

 

Previous / Next

 

同じカテゴリの記事一覧