感情的、衝動的に転職を決断してはいけません。
こんにちは、BPLaboです。
ある女性社員の呆れた退職理由
部長職に就いている私の知人の話を一つ。
ある日、入社5年目の女性社員が突然「辞めたい」と申し出てきたそうです。
上司である彼は、彼女の日頃の仕事ぶりを見て「近いうちにこうなるだろう」とある程度の予測はしていたものの、その退職理由には正直かなり驚いたのだとか。
上司が呆れるのも無理はありません。(笑)
それはさておき、私の意見はこうです。
「仕事の目標」とは別に『個人的な夢』を持つのは大いに結構なこと。その夢が働くことへの励みにもなるでしょう。
しかし、個人的な夢を言い訳に利用するようでは困ります。残り2年間で目標金額まで貯められなかった時には、また転職を繰り返すことになるのがオチですよ。
それよりも『今の会社にとどまって今以上の結果を出すこと』を考えたほうが、よっぽど給料が上がるのも早い。幸運にも歩合制なのですから、それが貯金の目標金額を達成させる一番の近道と言ってもいいでしょう。
感情的、衝動的に転職を決断してはいけない
厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、ハッキリお伝えしておきます。
改善の努力をせずに「この会社にいてはダメ」と考える。自分の思うようにいかない(計画通りに進まない)とすぐに転職する。「このような思考の持ち主は、転職してもうまくいかない可能性が高い」と私は考えます。
「やれる努力はした」と言い切れる人なら、次の転職が好機になる可能性は十分あるでしょう。しかし、言い訳ばかりで何の努力もせずに転職すると『また同じように転職を繰り返す』ことになりかねません。
あなたの転職の動機は何ですか?
それは、「改善の努力をした結果から出した答え」でしょうか?
感情的、衝動的に転職する前に、よく考えてみて下さい。転職するのは、それからでも遅くはありませんよ。