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40代の転職・キャリア形成、上手く人の考え方とは?
こんにちは、BPLaboです。
人生100年時代になりつつある現代では、働き方をはじめ、職業や職種についての定義や考え方も大きく変わってきています。
もはや働かずにセカンドライフを楽しむような悠々自適プランは描きにくくなり、定年という節目の捉え方も今とは全く違うものになっていくはずです。
自分のキャリアをマクロ社会の視点から考える
誰もが80歳くらいまで元気に働けるようでないと、個人の生活も社会も成り立たなくなる時が来るでしょう。
大学を卒業してから80歳まで現役で働くような時代になれば(もうすでになりつつありますが)、一生のうちに同じ仕事・職業・職種だけしか経験しないという人は珍しくなるのではないでしょうか。
キャリア形成のオールドスタイル(〜2010年くらいまで)
10年くらい前までは、20代で正社員として就職した人の多くが、できるだけ長くその仕事を続けていくことを前提にキャリア形成を考えていました。
もちろん様々な事情や理由で仕事を変える人も必ず一定数いますが、それでも「総務になればずっと総務職」「事務になればずっと事務職」として職業人生を形成しようとする人のほうがまだまだ多い時代だったと思います。
キャリア形成のニュースタイル(現在〜)
しかし、これからの時代は大きく様変わりしていくはずです。
大学を卒業してから80歳まで現役で働くような時代になれば、働く期間は60年近くになります。一昔前の平均寿命よりも長く働くことになるのです。
『今後も一般的に60年近くも同じ職業や職種に就いていると想定する』のは、少し無理があるように思えるのは私だけではないでしょう。
職業や職種という枠にとらわれず、新しい仕事を受け入れながらキャリア形成していくスタイルが主流になっていくと考えるのが賢明です。
今ある多くの仕事は無くなる
今から30年も経てば、今ある職業や職種の多くが無くなってしまう可能性があります。
印鑑が完全に電子化されてしまえば、印鑑をつくる技術も必要なくなります。
キャッシュレス化が進んでいますが、紙幣や硬貨が30年後に形あるモノとして存在しているかは誰にもわかりません。お金に形がなくなればATMのような機械も姿を消すでしょう。
在宅勤務・テレワークをはじめ、オンライン会議(Skype・ChatWork・ZOOMなど)や、ウェビナーなども活発に行われていますが、そうなるとオフィスも会議室も不要になります。
電子化やオンライン化が進むだけでも、以前にはあった仕事がかなり多く無くなることがお分かり頂けると思います。
今はない多くの仕事が生まれる
その一方、今はまだ存在しない新しい職業や職種も生まれます。
劇的な速さで進化し続けるIT関連の業界などでは、デザイナーや開発者など常に新しいポジションが出現しています。
ビッグデータを使った新しい事業が続々と立ち上がれば、それにともなって必要になる職業や職種が誕生することでしょう。
インサイドセールス(オンライン経由で営業するスタイル)がますます主流になれば、今までの泥臭い営業職のイメージとは違う職業として認知されていくはずです。
子供に人気の職業でユーチューバーが1位になることを誰が想像できたでしょうか。求人にドローンパイロット募集という文字を見つけることになるなんて少なくとも私は想像もできませんでした。