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【仕事で使える心理学】嘘、隠し事、警戒心が強い人への対処方法。

嘘ついてる?隠し事してる?『警戒心が強い人』への対処方法。

警戒心が強い人への対処方法

相手が手を隠していることに気づいたら、こちらから一方的に話をすることは避けたほうが賢明です。

無理に相手に近づこうと努力するよりも、あえて今の距離を保ったまま、相手が何に対して警戒しているのかを見定めるべきでしょう。

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あなたのちょっとした言動に不信感を抱いたのかもしれませんし、もしかしたら相手のほうに何かやましいところがあって嘘や隠し事をしているのかもしれません。

いずれにしても、相手に警戒心があるうちは、商談の成立や人間関係の構築につながる気持ちのいい会話はできません。

次のような質問をしながら、二人で本音の会話ができるような雰囲気を作ることを心がけましょう。

自分の問題かどうかを確認する質問

あなた
ここまでのお話の中で、『理解に苦しむなぁ』と思われた点はございますでしょうか。

相手の問題かどうかを確認する質問

あなた
他に何かございますか?

言い残していることや、『これは言っちゃマズイ』と思われている事など、何でも結構ですのでおっしゃって下さいね。

相手の手の動きが止まったら、、、

話に熱が入ってくると、会話中しきりに手を動かしながら話す人は多いものです。

しかし、今まで動きまくっていた相手の手が“ピタリ”と急に止まった時は注意が必要です。

なぜなら、相手が嘘をついていたり、何か隠し事をしている可能性があるからです。

そもそも、話しながら自然に手を動かすには、人体構造学的に上半身の筋肉がリラックスしている必要があります。

講師として大勢の人前に立つ事も多い者として言わせて頂きますと、緊張でガチガチの初心者講師はほとんど手が動きません。

一方、人前で話すことに慣れている講師ほど言葉のキレと同様に手の動きも様になっているものです。筋肉がリラックスしている証拠なのでしょう。

実は、正直な人ほど、嘘をついたり、隠し事をしたりすると、胸や脇付近に力が入りやすくなります。心が正直な人は、体も正直なようですよ。

そのため、どこかやましい事があると、それまで動いていた手の動きがピタッと止まってしまうのです。

ただし、嘘をついたり、隠し事をする事に何も思わない“根っからの嘘つきタイプ”には当てはまりません。

そのあたりを見極めるには、手だけでなく、あらゆる言動を総合的に観察していく必要があります。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

手は、警戒心という「拒否」の心理や、嘘、隠し事など「やましさ」の心理が表れやすい部位です。

特に1対1でコミュニケーションをとる場合は、その心理が顕著に手に表れます。

考えてみると1対1のシーンって結構ありますよね。営業、接客、商談、婚活、デート…。相手が隠しているかもしれない心理を知る術を持っておいて損はありませんよ。

以上、「相手の手を見て警戒心の有無を判断するポイント」と「警戒心が強い人への対処方法」でした!