30代の女性は情緒不安定になりやすい。その理由と対策

30代の女性は情緒不安定になりやすい!その理由と対策

30代の女性は情緒不安定になりやすい。

今回は、『その理由と対策について』お伝えいたします。

 

大森篤志

こんにちは、一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長の大森篤志です。

30代の女性が情緒不安定になりやすい理由

10代から社会に出て働いている人はたくさんいますが、それでも「社会人デビューは20代」という人のほうが圧倒的に多いでしょう。

右も左もわからず、とにかく一生懸命で、あまり余裕のない時期ということもあり、20代で大きく羽目を外す人は少ない傾向にあります。程度の大小はあったとしても、その多くが“若気の至り”で済まされやすいものではないでしょうか。

しかし、30代になると、社会人としての慣れが災いし、思わぬ事態を引き起こしてしまうことがあります。20代の頃は越えることのなかった一線を超えてしまうことも。

例えば、これまで蓄積されてきた社会的ストレスの反動によって、買い物依存に陥り、恒常的にキャッシングをするようになったり、消費者金融からお金を借りるようになったり。

それまで仕事一筋で真面目に生活してきた人が、先輩に誘われたことをきっかけに、仕事そっちのけで賭け事などにのめり込むようになったり。

専業主婦として献身的に夫をサポートしていた人が、妻子持ちの男性と不倫をするようになったり。

あげればキリがありませんが、10代・20代の頃よりも社会に慣れ、気が緩みやすい30代は、周りを唖然とさせ、後から自分でもびっくりしてしまうようなことを引き起こしやすい年代と言えるのかもしれません。

30代で自分の中にあるドス黒い感情にも気づく

気を張りながら社会のルールに従順な生活を送っていたのに、ひょんな何かがきっかけとなって、これまで丁寧に積み上げてきた人生をあっという間にぶっ壊してしまう。そこまでいかなくても、自分の中にあるドス黒い感情やエネルギーに気づいて困惑するのも30代の特徴です。

例えば、ある36歳の女性は、結婚してから夫の行動の全てが気になるようになり、常に夫の言動にイライラしてしまい、感情的に夫を傷つけるようになっていったそうです。やがて、自分の異常な嫉妬心が、夫に対する強烈な支配欲によるものだと気づいて、ひどく落ち込んでいました。

他にも、出産してから育児ノイローゼになり、我が子への攻撃性が自分の中にあることに気づいて、自分のことが恐ろしく思えたり、精神的ショックを受けてしまう女性もいます。

乱れやすい30代の心の抑止力になるもの

30代に溢れ出してくる自分のドス黒い感情には気をつけなければなりません。

気がついたら、仕事も、お金も、恋人も、家族も失っていた…

そうならないためにも、『30代は心が乱れやすく、人生転落の危うさを秘めている時期である』ことを認識しておいて損はないでしょう。予め認識しておくことが対策にもなります。

もちろん、30代で「結婚する気のない彼氏とおさらばした、慣れ親しんだ会社を離れて転職する決心をした」など、新しい人生をスタートさせることが幸せにつながる可能性が高いのも事実です。

しかし、「30代は大きく羽目を外しやすい」ということを心得ておくだけでも、乱れやすい30代の心の抑止力になるもの。少なくとも、社会的に許されない失態をおかすことはなくなるはずですよ。