35歳を過ぎたら、40歳までに◯◯することをお薦めします!
こんにちは、BPLaboです。
「自分自身の棚卸し」をする
35歳を過ぎた人に私がお薦めしたいのは、40歳を迎える前に一度大掛かりな「自分自身の棚卸し」をすることです。
丸一日かけて『今の自分が持っているものをくまなく書き出してみる』のです。
但し、それは「物質的なもの」の事ではありません。これまでに自分自身が身に付けてきたスキルや経験といったような、どちらかというと『目に見えにくいもの』の事です。
例えば『これまでの経験、身に付けた知識や技術』などを一つ一つ書き出してみるのもいいでしょう。あるいは、『自分の得意なこと、上司に褒められたこと、同僚から頼られたこと、会社で高く評価されたこと、心から嬉しかったことや感動したこと』などでも構いません。
それらを書き出したら、改めて『自分の強みを見つける』よう努めて下さい。その上で、“今の自分が現時点より成長していく(なりたい自分になる)ために必要なものは何か、さらに伸ばすべき自分の才能は何か”という点についても考えてみましょう。
時間をかけて真剣に向き合えば、これから自分が取り組むべき課題がはっきりと見えてくるのではないでしょうか。そして、まだまだ自分が成長過程にいることを認識できるものです。
より大きな視点で40代の成長を捉える
ここで重要なのは、例えば仕事であれば、「これまで自分が従事してきた職種や職業」という小さな視点ではなく、『自分自身の可能性』という大きな視点から40代の成長を捉えていくことです。
自分の持っているものが少ないことを認識して未来を悲観することが棚卸しの目的ではありません。「これまでの自分がこうだったから、これからもきっとこうだろう」と考えてはいけませんよ。
実際、50代以上の多くが「30代の延長として40代を過ごしてしまうと、人生の後半を後悔して過ごすことになる」と言っています。
先輩たちの後悔から学べることは、人生の後半を後悔しないよう『40歳を迎える前に一度自分自身をきちんと整理し、課題をはっきりさせ、成長し続ける意識を持つことが大切である』という教えです。
35歳を過ぎたら、より大きな視点から自分自身の可能性を捉え、「人生の後半を自分の理想に近づけるためには何が必要なのか」という課題と真剣に向き合いましょう。
「自分史」を作成してみる
何から書き出したらいいかわからないという場合は、0歳から現在までの出来事を年表形式でた「自分史」のようなものを作成してみるのもいいですよ。
自分史をじっくり読み返すことで、自分には何が足りていて、何が足りないのか。今の自分に必要なもの、必要のないものは何か。そういう客観的な視点で自分自身を精査することが出来るものです。
大きなグラフ用紙にマジックで書くのでも、パソコンでプレゼン資料を作成するようなやり方でも、作家のように原稿用紙に書くのでも構いません。
『自分自身の棚卸し』は、一般的に言う「商品の在庫チェック」のようにはうまくいかないかもしれません。しかし、人生の後半で幸せを実感する時に、それが『かなり重要なプロセスであった』ということに気づくはずですよ。
35歳を過ぎたら、ぜひ40歳を迎える前に取り組んでみて下さい。