孤独感や疎外感を感じて辛い時の解消方法!

孤独や疎外を感じて辛い時の解消方法

『与える』という心構えがカギですよ。

こんにちは、BPLaboです。

今回は、『孤独感と疎外感の解消方法』について詳しく解説致します。

人が孤独や疎外を感じる理由

学校の友達グループや会社の同じ部署の中でたくさんの人たちと過ごしていても、「ありのままの自分を出せない」と孤独や疎外を感じる時があるものです。

周囲に合わせてばかりでうまくなじめなければ「どんなに大勢の中に居ても孤独を感じる」のは無理もありません。協調性のある「いい人」ほど苦しいものです。

一方、不思議なもので「何でも言い合えて許し合える親友や恋人」と一緒に過ごしている時には、孤独や疎外を感じることはあまりありません。それは「ありのままの自分でいられる」からです。

「ありのままの自分でいられる」のは、そこに信頼や絆のような『つながり』があるから。つまり、相手との『つながり』を感じることが出来れば、孤独や疎外は解消されると言えます。

また、この『つながり』というものは、人と人との心のつながりだけでなく、物や自然とのつながりも含みます。

例えば、スーパーで売られている人参を手にとった時に「農家の皆さん、ありがとう」「運送してくれて、ありがとう」「雨も土も、ありがとう」と感謝して、「あらゆる人たちの努力と大地の恩恵を受けている」と思えれば、人参とだって『つながっている感覚が持てる』はずですよ。

つまり、孤独や疎外を感じてツライ時は「自分自身が『つながっている感覚』を持てていない」だけ。自分が物理的に一人で居るかどうかは関係なく『心のつながりの問題』なのです。

『つながっている感覚が持てる』唯一の方法

何かを「得る」という心構えでいると、いつになっても『つながっている感覚』を持つことは出来ません。

例えば、肩を揉んでくれ。人参を買ってやる(お金を払うのは私だ)。これは「得る」という心の状態です。

つながりは、「得る」のではなく、『与える』ことでしか生まれません。

肩をグルグル回してツラそうにしている相手を見たら揉んであげる。すると、今度は自分も揉んでもらえる。「ありがとう、今度は私がお返しするね」という嬉しい言葉まで付いてくる、、、必然的に二人の人間関係も深まるはずです。

スーパーで人参が売られていたら、作ってくれた人、運んでくれた人、自然や大地、スーパーの店員さんにも感謝する。多くの人たちの努力と自然の恵みから作られた商品が3本100円で変えるのなら「安すぎる!」と感じるもの。喜んでお金を払っただけなのに、最後にはレジの店員さんに「ありがとうございました」と言ってもらえるのですから、至れり尽くせりです。

一方、肩を揉むことを要求ばかりしていては、相手の不満を買うだけです。代わりに揉み返しの痛みが返ってくるでしょう。

人参を安いと感じることが出来なければ、お金が減ったと感じるばかりで、幸せな気分など味わえません。

人を喜ばせることに意識を向ける。

孤独や疎外を感じてツライ時は、あらゆる対象に感謝をしたり、人を喜ばせることに意識を向けましょう。与えること。それが最善の解消方法です。

心理学の生みの親とも言える「フロイト」や「ユング」と並んで現代の心理療法を確立した「アルフレッド・アドラー」は、生前に『うつ状態を改善させる最善最速の方法は、人を喜ばせること。そればかり続けていれば2週間もあれば全快するだろう』と言ったそうですよ。

相手の助けになることをしたい、相手の役に立つことをしたい、相手を喜ばせたい。そういう気持ちになると、人は「心が温かくなる」もの。

相手に何かを与えようと考えると、自分も元気になれるのです。孤独感や疎外感は消え失せていきますよ。