今回は、『仕事ストレスに強くなる方法』をご紹介します。
心が折れそうになった時の根本的な対処方法にもなると思いますよ。
あなたの『頑張り方』に問題はありませんか?
ストレスに押し潰されてしまう働く女性の共通点。
それは、『頑張りすぎてしまう』という点です。
頑張ることは決して悪いことではありません。
しかし、『間違った頑張り方』をしてしまうと、多くの場合、ある時からパタッと頑張れなくなってしまうのです。
間違った頑張り方の典型的なパターンは、『フルマラソンなのに、まるで100メートル走のように最初から猛スピードで走り出す』といったもの。
何事も、頑張った先には、達成感や充実感、これまでのツラさが吹っ飛んでしまうような感動が待っています。
でも、間違った頑張り方をしてしまうと途中棄権となる可能性がグンと高まるのです。
あなたは、栄養ドリンクや錠剤を常飲していませんか?
このような小手先の方法でも一時的にはシャキッと持ち直すかもしれませんが、またすぐにダウンしてしまうものです。
大事なことは、もっと根本的なところにあります。
そこから逃げるように毎日を過ごしてしまうと、気力も体力も少しずつ削られて、最後には本当に立ち上がれなくなってしまうかもしれないのです。
「あなたは、何の為にそんなに頑張っているのですか?」
自問自答「何の為に、そんなに頑張っているの?」
女性の「頑張る」は、男性の「頑張る」とちょっと違うように思います。
なぜなら、女性が「頑張る」のには、ハッキリとした「頑張る目的」がないことも多いからです。
もちろん、頑張る目的が明瞭な女性もいます。
でも、現時点ではまだ『女性よりも男性の方が頑張る目的がハッキリしていることが多い』ように思えるのです。
多くの男性は、
- 出世したいから
- 給料をアップさせたいから
- 高級車に乗りたいから
- 一軒家を購入したいから
- 贅沢な暮らしがしたいから
- 愛娘の私立希望を叶えてあげたいから
- 家族を養っていくために(守るため)
など、どのような目的であれハッキリしていることが多いです。
ご存知の方もおられるかと思いますが、男女の脳の仕組みは違います。
その観点から傾向として言えることは、「仕事は、人生そのものだ」と考えているのが男性。
「仕事は、人生を楽しむ為の手段でしかない」と考えているのが女性。
つまり、『男性よりも女性の方が、仕事自体にハッキリとした目的を持ちにくい思考である』ということになります。
だからこそ女性が「私は何の為に、こんなに頑張っているのだろう?」
と自問自答してみることは、とっても大事なことなのです。
目的がハッキリしていない女性は、ストレスにめちゃくちゃ弱い
時々、現状を振り返って頑張る目的を自分に問う行為は、これから10年、20年と長く働き続けていくためにとても有意義な行為となります。
なぜなら、どのような目的であるにせよ、その目的が仕事や人間関係等のストレスで押し潰されそうになった時の『心の支え』になってくれるからですね。
私の会社員時代もそうでした。
どれだけ「頑張る目的」に救われたことか、今でもよく覚えています。
残業続きでグッタリという時でも、スマホの待ち受け画面に設定してある「妻や子供の笑顔」を見れば「よし、もうひと踏ん張り頑張ろう!」と自然に奮起することが出来ました。
入社して1〜2年の頃は、職場でボロクソに言い叩かれた時でも、ガンガン出世して、自分の思い通りに仕事を進めている自分をイメージすれば「こんなところで心が折れてる場合じゃない!」とヤル気を取り戻すことも出来ました。
頑張る目的がハッキリしている人は、たとえ心が折れそうになっても踏ん張りがききます。
でも、目的がハッキリしていない人は、ストレスに対してとても弱いのです。
女性の「頑張る目的」は、
- 出世したいから
- 高給取りになりたいから
などといった男性色の強い目的とは必ずしも同じではありませんよね?
今の自分ならではの「頑張る目的」がきっとあるはずです。
心が折れそうになった時に踏ん張りがきくような「あなただけの頑張る目的」を見つけてみてください。