夢中になれるものがない、見つけたいあなたへ。
こんにちは、BPLaboです。
電車が好きでたまらない、コスプレが楽しくてどうしようもない。そんな人たちを見て「幸せそう」と思うのは私だけではないでしょう。実際、本人たちからは心満意足(心が存分に満足している様子)の表情が見てとれるものです。
最近では、テレビのニュース番組で「夜明け前から札幌駅の窓口に並び、北海道新幹線の開業日の切符をゲットした男性が、感動のあまり嬉しくて涙を流す」というシーンが映し出されているのを見て『夢中になれるものがあるって、なんて幸せなことなんだろう』と改めて思ったものです。
夢中になれるものがあれば、人は「かけがえのない幸せを手に入れることが出来る」ということなのでしょう。大金を持っているから幸せかと言えば、そうでもない。幸せというものの本質を教えてもらったような気がします。
そこで今回は、『夢中になれるものを見つける方法』として私なりのコツをお伝えしていきたいと思います。
自分の『好き、楽しい』に目を向ける。
「夢中」とは、『物事に熱中して我を忘れること』を意味します。我を忘れるほど熱中するからには、それが『好きでたまらない、楽しくてしかたない』という要素が必要不可欠でしょう。
つまり、言い換えれば「自分の『好き、楽しい』を見つければいい」ということになります。
自分が「器用貧乏になってないか」チェックする。
「好きなこと、楽しめることをすればいい」と言われても、それがなかなか見つからないもの。特に器用貧乏と呼ばれる人たちほど「自分の『好き、楽しい』が見つけられない」と言います。
あれもこれも「何でもそこそこ出来てしまう」ため、『心から楽しめる一つを見つけにくい』のかもしれません。
器用貧乏な人を樹木で例えるなら『枝葉ばかりで幹がない』ような状態とでも言いましょうか。これでは、幸せを掴むどころか、生命力そのものが弱ってしまいます。
一本の太い幹をつくる。
枝葉ばかりで幹がない状態で何かを楽しもうとしても楽しめないものです。
「何をしてもそれほど楽しくない」という人は、まず『自分自身の心が何を求めているのか』じっくり時間をかけて向き合うことから始めてみてはいかがでしょうか。
自分自身に一本の太い幹、いわゆる『ブレない軸』をつくることが先決です。それは「あなたが心から望むものや、あなたの目標や目的をハッキリさせる」と言ってもいいでしょう。
一本の太い幹をつくり、軸のブレない自分になると、今まで「意味がない」とムダ扱いしていた物事にも『意味があった、ムダじゃなかった』という見方が出来るようになるものです。同時に『本当に意味のないもの、ムダなものには手を出さない』ことも可能になるでしょう。いずれにせよ、「自分の行いに『楽しみを見出だせる』ようになる」はずです。
「好き、楽しい」が進展して『専門家』になる。
例えば、パンが大好きな人は、全国のパン屋さん巡りをしてみる。それぞれのパン屋さんならではの情報が1000件、2000件と集まってくると、少しずつ「全国のパン博士」みたいになっていくもの。やがて『パンのことならあの人に聞こう』となるのです。
「好き、楽しい」が進展して『専門家』になっている人は少なくありません。魚のことなら「さかなクン」に聞こう、ジーンズのことなら「草なぎくん(元SMAP)」に聞こう。いずれにせよ、自分に『何か一本でも太い幹があれば、人は生き生きと輝ける』ことは間違いありません。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
夢中になれるものを見つけるためには、まず『自分自身の心が求めているもの、自分自身の目標や目的をハッキリさせる』ことから始めなければなりません。
「夢中になれるものが見つからない」という方のヒントになれれば嬉しいです。