大森篤志からの回答内容
それでは、私の見解をはっきりお伝えさせて頂きますね。
ズバリ!『泣きついたら彼の思うツボ』だと思います。
たとえ寄りを戻すことが出来たとしても、その後に明るい未来(例えば、結婚して幸せな家庭をつくる 等)が待っているとはとても思えません。万が一、いざ結婚という話になっても、彼がみー子さんの父親を、みー子さんの父親が彼を受け入れるでしょうか?
そういう男性同士の溝は女性が思っている以上に深く、彼だけでなく、みー子さんにとっても、結婚の足かせになることは間違いありません。
そういう観点から考えると、厳しく聞こえるかもしれませんが、予想される現実的な未来は『たとえ寄りを戻したとしても、彼にこき使われるだけ使われて捨てられるだけ』という悲劇も十分あり得ることです。
良い思い出は「まぼろし」?
また、彼との「良い思い出」は、今のみー子さんにとって『まぼろし』でしかありません。
みー子さんを精神的苦痛の毎日に引きずり戻すため周到に仕掛けられた彼の『罠』と言ってもいいでしょう。穿った見方をすれば、「戻ってきて欲しい」というお客様の声さえも、彼の差し金かもしれません。
いずれにしても、みー子さんの中で美化された思い出を現実と勘違いしてしまうと、戻った時に本当の現実とのギャップにひどく後悔するものですよ。
モラハラという底なし沼にハマっていたみー子さんを、せっかくご両親が救い出して下さったのですから、これを学びにして今よりもずっと素敵な恋をして下さい。沈むとわかっている沼に足を踏み入れるのは賢明ではありません。
他人に当たり散らすことでしか感情を処理できない男性と一緒になっても、そこには、みー子さんの幸せはないのです。
ダメもとでもう一度話し合うことも、手紙を出す必要もありませんよ。『彼の元には身も心も戻らないほうがいい』というのが私の答えです。