大森篤志からの回答内容
なるほど。「10年も付き合っているのに結婚の気配がない」というのは心配ですよね。ここはひとつ、心配するよりも冷静な現状分析をご一緒に行っていきましょう。
もしかしたら、ポーラさんカップルは、この10年という年月によって『すでに倦怠期に入ってしまった』のかもしれません。
ポーラさん、ご自身の気持ちを改めて確かめてみてください。なんだかんだ言いながらも、心のどこかで「別れることはないだろう」と過信してはいませんか?二人でいることが『当たり前のこと』と思っていませんか?
もし今の二人の関係が「緊張感のない状態」であるのだとしたら、それは、結婚する前に『すでに倦怠期に入ってしまった』と言えます。
倦怠期を乗り換える方法
そういう場合は、環境をガラッと変えてみるといいですよ。例えば、旅行。国内外問わず、二人で「いつもとは違う景色を味わう」だけでも新鮮な気持ちを取り戻せるものです。
また、10年お付き合いされているので、おそらく「お互いのご両親が公認している仲」なのではないかと推察していますが、そうであれば、お互いの実家に顔を出すだけでも効果が期待できますよ。
そういう場では特に「10年のお付き合い」が有利に働くもの。彼のご両親のほうから結婚についての話題が出ることもあるでしょうし、ポーラさんのご両親から「二人はこれからどうするつもりなのか」問われるかもしれません。いずれにせよ、リアルな親心に触れれば『彼自身、結婚について真剣に考えるようになる』はずです。
但し、その前に『彼がポーラさんとの結婚を真剣に考えているのかどうかをチェックしておく』のが賢明でしょう。彼が「まだ、そういう気持ちになれない」のに強硬手段に出てしまうと逆効果になるからです。
彼氏の本音をうまく引き出す
ポーラさんから彼に「二人のこれからのこと、真剣に考えてる?」とストレートに聞ければ話は早いでしょうが、なんだかプロポーズを迫ってしまうようで抵抗がありますよね。そういう場合は、ポーラさんと彼との両方を知っている親しい友人に協力してもらうのがオススメです。きっと、彼の本音をうまく引き出してくれますよ。
それと最後に大事なお話を。「彼が結婚を決めてくれない」と考えるよりも『彼が結婚を決めたくなる女性になる』ことを考えて行動していくことが何より大切です。
ご両親がお二人の結婚をあと押ししてくれることもあるでしょう。しかし、その前に「結婚の決め手は『ポーラさんと結婚したら楽しいだろうな』という彼の気持ち」であって欲しいと私は願っています。