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人間関係が良好な女性は断り上手!?【相手を傷つけないNOの言い方】

3.  早く帰りたいのに、同僚や上司からしつこく飲みの誘いを受けた時

同僚や上司にしつこく誘われて仕方なく参加はしてみたけれど、自分がお酒好きでも、場の雰囲気が好きなわけでもないなら、「やっぱり楽しくない、苦痛」と感じてしまう女性は多いものです。

しかし、これと言った正当な理由もなく誘いを断り続けていると「付き合いの悪い人」というレッテルを貼られ、職場の中の快適さまで失いかねません。悩ましいですよね。。。

そんなしつこい誘いを上手に断るには、「すごく残念。たまには息抜きしたいんだけど、彼氏(夫)がうるさくって」など、『恋人や配偶者を出す』と効果的ですよ。

この断り方は自分で思っている以上に効果があり、「しつこく誘っても、環境が許さないんだから仕方ないよね」「大変なんだなあ」「がんばってるなあ」などと好意的に思ってもらえたりします。

但し、あまり誇張して使い過ぎると「かわいそうな奴」という印象を与えてしまい、極端に悪い方に勘違いされると仕事に影響が出てくることもありますのでご注意を。

他にも断り方の優良ワードはいくつかありますが、私個人的には「行きたいのはヤマヤマなんだけど、どうしても継続してやりたいことがあって」など、「好きなことや、やりたいことにハマっている」ということをイキイキと伝えるのは『潔く、さわやかでいい』と思います。習い事などでもいいと思いますよ。前向きな理由で気持ちよくNOを言われたら、「そうか、がんばってね!邪魔して悪かった」と応援してくれる人も多いでしょう。

次の3つを上手に活用するのがポイントですよ。

  1. まず共感する(残念さ、行きたい気持ち)
  2. 第三者を出す(恋人や配偶者を出すと、よりいい)
  3. 他に前向きな理由があることを示す(明るく元気に堂々と伝える)

忘れがちなのは「まず共感する」ことではないでしょうか。基本的なことほど忘れやすいものです。共感する時も、軽く行うのではなく、「あなたも残念かもしれないけど、私も残念だよホントに…」とガックリしている姿を見せながらハッキリと伝えてみてください。

4.  「余計なお世話」を提案されたとき

「私、法律の勉強してるんですけど、さっきの表現は下手したら法に触れますよ」

な〜んて、ほんの些細な会話を盗み聞きして、かなり細かいところまで介入してくる人も時にはいます。だからと言って「余計なお世話だ」「盗み聞きはやめて」とはなかなか言えませんし、そんなことで人間関係をギクシャクさせたくありません。むしろ、この手の細かい相手には、否定的な言葉を返すと非常に厄介な事態へと発展しかねません。

そこで使えるフレーズが「ありがとう。何かわからないことがあったら相談しますね」「貴重な意見ありがとうございます。心に留めておきますね」です。相手の意見を受け入れて尊重してあげると気持ちよく話を切り上げてもらえますよ。

次の2つを心得ておきましょう。

  1. 指摘に感謝すること
  2. 相手の能力(知識)を尊重すること

5.  一度は約束したものの守れそうにないとき

完璧な人間なんていないのですから、(一度は約束したものの)約束を守れそうにない時だってあるでしょう。

しかし、事後報告で守れなかったことを伝えたのでは、相手に大きな失望感を与え、信頼関係にヒビが入ってしまいます。一度入ってしまった人間関係のヒビはそう簡単には元に戻せません。

また、NOの言い方も「ごめん、やっぱり無理」と誠意のない軽い言い方をしてしまうと、これもまた、その後の信頼関係に大きな悪影響を及ぼしてしまうでしょう。

こんな時は、「申し訳ありません。重要な要件が入ってしまい、私はどうしても出席することが出来なくなりました。その代わりに、私の信頼する彼を…」「今回のボランティアには参加できなくなってしまいましたが、私にできることとして寄付だけでもさせていただきたいのですが」など、代替案を提示するのがおすすめです。

但し、、、
代替案の約束は必ず守ることです。

代替案を提案する時は「必ず自分が守れること」にしましょう。自分の好感度を下げたくないがゆえに、守れもしない代替案を提示してはいけませんよ。もし代替案を守ることが出来なかったら、、、「もう次はない」と肝に銘じておきましょう。

本記事では、5つのシーン別で『断り方・NOの言い方』をお伝え致しました。

その中でもとりわけ大事なポイントは、まず共感することです。次に、NOと一緒に「あなたを大切に思っている」ことを伝えることでしょうか。

「NOと言うこと」と「相手を否定すること(相手を傷つけること)」は全く別の話ですが、伝え方を間違えると、相手は「自分を否定された」と思ってしまいます。

いたずらに相手を傷つけないためにも「あなたを否定しているのではない」ということを相手に分かるように伝えることを心がけましょう。