こんにちは、BPLaboです。
今回は、「上司のひいきっぷりに嫌気がさします…」という女性社員の悩みにアドバイスしていきたいと思います。
相談内容)Sさん/20代後半/独身/メーカー勤務
上司にも同僚にも呆れています。
上司は、特定の一人の同僚(Eさん)をひいき…
同僚(Eさん)よりも私の方が結果を出しているのに、来期からEさんが私の上司になることが決まりました。
明らかに「上司のお気に入り」で昇進しています。
まともに評価されない会社にいつまでもしがみついていたくないという気持ちでいっぱいです。
「心の持ち方」や「私なりにやるべきこと」などをアドバイスお願いします。
自己アピールが足りない!?
私「その同僚(Eさん)は上司にどんなアピールをしていたのですか?」
相談者「いつでも上司を立てるような感じです」
私「Sさんは、同じようなことはしなかった?」
相談者「私は、そういうゴマをするようなことが好きじゃないので…」
アドバイス①:
時折、『上司の仕事ぶり』を具体的に褒める。
例)「さすがです。この仕事の陣頭指揮は課長にしかできませんね」
昇進というものは、必ずしも「仕事ができる」「能力がある」といったことだけで決まるわけではありません。
真面目にコツコツやっていても万年平社員という人もいれば、適当でも器用に出世していく人もいます。
今回のケースでは、「能力」よりも「自己アピール力」によるものが大きかったのでしょう。
もしかしたら、同僚(Eさん)には、Sさんの目の届かない部分で優れた何かがあったのかもしれません。
いずれにしても、昇進は「上司の判断」ですから、上司から見て同僚(Eさん)の方が一枚上手だったということになります。
つまり…単純に、Sさんには『もっと自分をアピールする必要があった』ということ。
ただ、同僚(Eさん)のように所構わずアピールするやり方はSさんの考えに反するでしょうから、『時折、上司の仕事ぶりを具体的に褒める』というアピール方法をチョイスしました ↓
- 「さすがです。この仕事の陣頭指揮は課長にしかできませんね」
- 「部長のアドバイスは誰よりも分かりやすいです」
など、ゴマをするのではなく「仕事ぶりが素敵だなと思ったから言葉にしただけ」のことです。
具体性に欠けた褒め言葉は「ゴマすり」に聞こえますが、仕事ぶりを具体的に褒めれば周りの人が聞いていたとしてもそうは聞こえません。時折であれば、自然なニュアンスで相手に好感を与えられますし、周囲の反感を生むこともないでしょう。