大森篤志からの回答内容
子供を望む女性にとっては、30歳前後がまさに結婚適齢期。それゆえ、30歳前後は、自分と同世代の身近な女性たちの”生き方”に最も影響を受けやすい過敏な時期とも言えるでしょう。
梅子さんはそういった世代のド真ん中におられるわけですから、振り回されてしまうのも無理はありません。「結婚に対する自分の本当の気持ちがよくわからない」という梅子さんの気持ちは十分に理解できますよ。
しかし、心のモヤモヤを晴らすためには、身近な同年代女性たちの生き方に合わせるのではなく、ご自身の本心に合わせて生きる必要があります。
「結婚相手を妥協することは私には出来ません」
梅子さんの結婚に対する本心は「結婚相手を妥協することは私には出来ません」という言葉に集約されているのではないでしょうか。
結婚を焦り、何人もの好みでない男性たちとデートをしても、きっと梅子さんのモヤモヤは晴れないと私は思います。
少しくらい出会いの数が減ったとしても、「せっかくだから会うだけ会ってみよう」という淡い期待を抱いて動くのはやめて、『下手に妥協せず、心から「いいな」と思った相手とだけ会う』とルールを決めてしまうくらいの潔さがあったほうが、心に余裕も生まれますし、何より婚活を楽しみながら進められるものです。
新しい男性と会うのは、月に1回でも、3ヶ月に1回でも、半年に1回でも構いません。男性を見る目を養いながら、まるで宝探しをする少女のようにワクワクしながら探し当ててみて下さい。
梅子さんの婚活に足りないのは、”ワクワク”。
あと、ご友人も言っていましたが、昔の男のことは忘れたほうが良いですよ。「あの時こうしておけば良かったなあ」はナシ。とはいえ、今後の男選びの基準などには反映できるので、ありがたく参考にさせて頂きましょう。(笑)
また、梅子さんにとって今は高望みに思える相手であっても、自分を磨いて今より自分の魅力をアップさせれば、その時はもう高望みでなく、自分と釣り合う相手へと変わっています。むしろ、イイ男のほうから梅子さんにすり寄って来るようになると思います。
厳しい言い方に聞こえるかもしれませんが、タイプじゃない男性から好かれることが多いのは、自分磨きを怠っているからかもしれません。肝心なのは『自分の魅力を高めること』です。
仕事も交友関係も充実しているようですので、いたずらに結婚を焦る必要はありません。自分を磨きながら、いいなと思う相手をじっくり探してみて下さい。
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