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夫がいないほうが気分は楽だし、休日が仕事になったと聞くと嬉しいとさえ思う。

働く女性の無料相談・回答

相談:夫の言動がモラハラではないかと思っている。できるなら子供を連れて離婚したいが…。

相談者:Rさん

今まで考えもしなかったのですが、夫の言動がモラルハラスメントではないかと思いネット検索していたところコチラにたどりつきました。

交際している時からですが、「他の男とは遊ぶな」「この友達(女性も含め)とは連絡を切れ」などの束縛があり、職場の飲み会や友達からの急な誘いには絶対に出られなかったのですが、その当時は何も疑うことなく…結婚し、子供も二人産まれました。

夫は信じられないぐらい感情の起伏が激しく、機嫌のいい日、悪い日があります。

もちろんその点には結婚前から気づいていたのですが、機嫌のいい日はいい夫だし、自分が我慢すればと思って過ごしてきました。

ですが、子育ての忙しさに加え、夫の顔色を伺いながらの生活。逆上する夫が怖く、夫の機嫌を損ねては面倒になると思い、二人目の出産後に生活費が足りないことを言えずにカードローンに手を出してしまいました。

さすがにこのままではやばいと思い、下の子が保育園に預けられるギリギリの年齢(0歳4か月)で仕事復帰しました。

それでも子供が急に熱を出したり病気にかかったりして仕事も休みがちにならざるを得ず、私の給与も満額ないことも多々。私の給与が満額の時は夫の給与とほぼ変わらないのですが。

ついに、払っていけないことを夫に言い出すことができないまま債務整理をしました。

お金がないこと、債務整理したことは、今も夫に打ち明けることができず、生活はギリギリです。とうとう子供の保育料まで払えなくなってきました。

それでも夫に話すことがどうしてもできません。

お金がないこと、夫との生活によるストレスが限界に達し体調も崩すようになりました。

周りからは「いい夫」と言われることが多いため、これまで友人に相談することもなかったのですが、つい先日職場の同僚にチラっと夫の性格を話したら驚愕され、「モラ夫ではないか、離婚したほうがいい、子供のためにも。」と言われてしまいました。

正直、夫がいないほうが気分は楽だし、休日が仕事になったと聞くと嬉しいと思ってしまいます。

子育ても家事もすべて私、朝の苦手な私は夜のうちに…と家事をすると毎日深夜2時3時になってしまいます。仕事もしているので、体も限界です。

離婚を切り出したいと思っていますが、多額の借金があるため親権を主張されたらどうしようと不安になり行動に移せません。

だからといって借金のことを夫に打ち明ける勇気もありません。これから私はどうしたらいいでしょうか。

これまで通り私が我慢して顔色を伺い、夫の知らないところでお金を工面して乗り越えていくしかないのでしょうか。ぜひともアドバイスを下さい。

ちなみに夫の言動は私に限らず子供に対しても同様で、かなり酷い時もあります。バカだのなんだの汚い言葉は当たり前です。

まだ小さい子供たちに怒鳴るのは毎日のこと。こんな環境で育った子供が夫のようにならないかと心配です。

離婚するなら子供を連れて離婚したい。

(***ご相談内容は一部編集しております***)

(本記事は、当サイト「働く女性無料相談窓口」より、働く女性から寄せられたご相談にお答えする内容となっております。)

回答者:一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長 大森篤志

こんにちは、大森篤志です。Rさん、ご相談ありがとうございます!

大森篤志

それでは、回答させて頂きますね。

大森篤志からの回答内容

モラハラ夫は妻の優しさに付け込む

「今まで考えもしなかった」「当時は何も疑うことなく」というRさんの発言から、“まさか自分がモラハラを受けているとは思わなかった”という感覚のようですが、それだけRさんが『優しい、優しすぎる』のだろうとわたしは推察しています。

一方、その大きな優しさは、旦那さんに「このくらい平気だろう、これくらいなら許してくれる」という許可を与えてしまい、皮肉にも“旦那さんのモラハラがエスカレートしやすい環境をつくってしまっている”のです。

旦那さんの一番身近にいるRさんが“ストレス発散の対象になりやすい”のは想像に難くありません。Rさんが逃げ場のない状況にまで追い込まれたのは“時間の問題だった”と言えるでしょう。

妻の“藁にもすがる思い”は夫に届くのか?

夫の機嫌が悪い時は「自分が我慢すれば…」、お金のことも「自分がフルタイムで働けば…」、“そうすれば夫婦生活はうまく継続していける”という思いがあったのではないでしょうか。

しかし、その思い(=優しさ)がモラハラ夫に届くことはありません。

モラハラ被害者の思考と行動

逆上する夫が怖い、夫の機嫌を損ねないようにと常に顔色を伺う、意見が言えない、生活費が足りないことを言えずにカードローンに手を出す。

などは、すべて“モラハラ被害者の思考と行動の典型的な傾向”です。

問題を一人で抱え込んではいけない

一人での育児、家事、仕事…。

毎日深夜2時3時まで働くRさんの心身は限界に近づいています。いえ、もう限界なはずです。

今こそ身近な人に助けを求めるタイミングですよ。

「恥ずかしい、頼れないよ無理…」などと言っている場合ではありません。

まずはご両親に相談する

まずは、ご両親に状況をきちんと伝え、相談することから始めて下さい。

実の子供(Rさん)や孫(Rさんの子供二人)の危機に手を差し伸べない祖父母はいません。

孫の危機とあれば、旦那さん側のご両親(Rさんの義父母)も相談の対象と成り得るでしょう。(※但し、Rさんと義父母、あるいは旦那さんと義父母の関係性に左右されます。)

具体的に弁護士を頼ることも考える

借金による過払い金請求などの問題なら「司法書士」へ、離婚の問題なら(Rさんの借金が親権に与える影響も含め)「弁護士」へ、具体的な問題解決に向けて、その道の専門家を頼ることも考えて下さい。

【モラルハラスメントの特徴100】彼氏や夫のモラハラ診断!