大森篤志からの回答内容
なるほど。たしかに、部下が自分の思い通りに動いてくれないと気に入らない態度を示す上司の下で働くのは嫌ですよね。そして、現実にはそういう上司がゴロゴロいます。程度の問題はありますが『どこの職場にもいる』と言っても言い過ぎではないでしょう。
おおかた、ぽぽぽさんの女性上司もその一人。特に他所から来た新参者(ぽぽぽさん)に対するその気持ち(ぽぽぽさんを完全に支配したいという気持ち)はかなり強いのだろうと推察できます。
言うなれば、彼女はぽぽぽさんを自分の領域に引きずり込もうとしているわけですが、部下という弱い立場からそれに抵抗するには『よほど強力な後ろ盾や仲間、周囲の目や評価を一切気にしないくらいの鈍感力が必要』になってきます。
自分がするべきことにエネルギーを注ぐ
彼女の上司である店長に相談しても逆にぽぽぽさんが悪者にされてしまいましたよね。
今のぽぽぽさんの立場や状況から判断すると、おそらく『彼女を変えようとすることにエネルギーを注ぐのは無駄骨に終わりやすい』のかもしれません。
そう考えると、彼女を変えようとすることよりも『自分が変わる努力をすることが今のぽぽぽさんがするべきこと』と言えるのかもしれません。
例えば、彼女に何を言われようとも素直に「はい」や「すみませんでした」などと答えて受け流し、一にも二にも『仕事の成果を上げることだけに専念する』のか、ぽぽぽさんのお考えにもありましたが『職場を変える』のか、そういう『ぽぽぽさんご自身が変わることで乗り越えていく』ことが賢明な対処方法になる場合も多いんですよ。
もう一度、冷静に考えてみて下さい。
今の会社に転職してまだ11ヶ月。仕事のことで上司にやんや言われるのは自然であり、言われないほうが不自然です。むしろ、注意の一言も無くなったら終わり。「諦められた」ということになります。
上司からの執拗なモラハラ行為に屈してしまうと、得てして「毎日こんなに酷い扱いを受けるくらいなら、諦められたほうがマシ」と考えがちです。
私は実際にそういう人たちを見てきました。しかし、大半の人たちがその後は長く続かず逃げるように退社していきましたよ。私が知る限り、上司や会社に諦められて、その会社で這い上がることが出来た女性はほとんどいません。
今、辞める・転職するのは尚早
せっかく希望の職種に就けたわけですし、11ヶ月足らずで転職という対応をとるのは尚早に思います。
今の会社でもう少し頑張ってみようと考えられるのなら、まずは「無意識にまとっている前の会社員オーラ」をきれいサッパリ脱ぎ捨てましょう。
ぽぽぽさんにはそんなつもりがなくても、心のどこかに「前の会社のほうが良い」という思いが少しでもあると無意識に出てしまうものです。前の会社は今の会社がライバル視する会社なわけですし、心遣いしておくに越したことはありませんよ。
その上で、新しい会社に就職してまだ11ヶ月という新人の気持ちを忘れず、とにかく『今の会社で成果を上げることだけに専念する』ことが肝心。意識して新人の気持ちを強く持っていれば、「上司から注意や叱責を受けるのは当たり前、それでいい」と思えるようになるものです。
今の会社に慣れることを当面の目標とし、その中で結果を残していければ、またどこかのタイミングで以前の会社への転職を考えた時にも今度は受け入れてもらいやすくなるはずですよ。
ぽぽぽさんが仕事に慣れてくれば、少しずつですが周りから信頼されるようになります。そういう基盤が整って初めて、ぽぽぽさんの味方になってくれる人が一人、二人と現れるのです。
そうやって得た味方にモラハラの相談をすれば、きっと親身になって会社側に働きかけてくれることでしょう。
仕事に入魂する前に「私は被害者よ、みんな気づいて!」と叫んでも誰も振り向いてくれません。厳しく聞こえるかもしれませんが、それが現実です。
今は、ぽぽぽさんが仕事で結果を出す事と本気で向き合う絶好の機会なのではないでしょうか。