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【相談】学童保育でアルバイトとして働いている。契約社員の面接試験に合格して採用通知をもらったけれど辞退しようか迷っています。

働く女性の無料相談・回答

相談:学童保育で会計年度任用職員(アルバイト)として働いている。任期付短時間勤務職員(契約社員)の面接試験に合格して採用通知をもらったけれど辞退しようか迷っている。

相談者:まぁさん

今月から地元の会計年度任用職員(アルバイト)の学童保育で働いています。

その後すぐに任期付短時間勤務職員(契約社員)の面接試験があったので受験したら採用を頂きました。

しかし、まだ働き始めて少しの期間しか経っていなかったので、契約社員の仕事内容なども分からずに受けてしまいまして、自分としてはアルバイトの仕事内容のほうが合ってるかなぁと今になって感じています。

契約社員としての採用を辞退しようかなと思っているのですが、辞退してしまったら来年の会計年度任用職員(アルバイト)としての更新がされなくなるかもしれないと不安に感じています。

どうしたら良いのかが分からない状況でして…。

(本記事は、当サイト「働く女性無料相談窓口」より、働く女性から寄せられたご相談にお答えする内容となっております。)

回答者:一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長 大森篤志

こんにちは、BPLaboです。まぁさん、ご相談ありがとうございます!

BPL Woman Editor

それでは、回答させて頂きますね。

大森篤志からの回答内容

ご相談内容を拝見する限り、

任期付短時間勤務職員(契約社員)の面接試験を合格して採用の内定をもらった段階。今はまだ会計年度任用職員(アルバイト)として働いている。

という状況でしょうか。

※私の理解が間違っていたら申し訳ありませんが、ここでは「まだ新しい雇用形態と仕事内容で働いているわけではない」という前提でお答え致しますね。

自分自身の選択を振り返る

雇用形態には、短時間勤務社員(パート・アルバイト)、派遣社員、契約社員(有期/無期)、正社員(限定正社員も含む)など様々ありますが、何が良い悪いということではなく、自分に合った働き方を選ぶための選択肢にすぎません。

まぁさんが任期付短時間勤務職員(契約社員)の面接試験を受験したのは、アルバイトより契約社員のほうに魅力を感じたり、メリットがあると考えたからではありませんか?

あるいは、受験の期限が間近に迫っていたこともあり、仕事内容を事前にきちんと把握せずに勢いでアルバイトより好条件の契約社員を選択したということもあるのかもしれません。

今となっては少し焦って行動してしまったことを後悔しているかもしれませんが、いずれにしても、自分に合った働き方について熟考したうえでの行動(選択)ではなかったように見受けられます。

選択の質を高める

全く後悔のない選択をすることは不可能かもしれません。しかし、結果的に良かったと思える選択をすることは十分可能ですよ。

そのためには、どんな働き方をしたいのか、自分自身の素直な欲求をはっきりさせる必要があります。

現在の環境(家庭環境、住環境、経済状況など)を整理し、今の自分に合った働き方を考えてみるのもいいでしょう。

望む働き方がハッキリしてきたら、今度は「勤務時間・勤務地・仕事内容・人間関係・報酬金額」などの観点から、より具体的にシミュレーションしてみてください。

  • 勤務時間
  • 勤務地
  • 仕事内容
  • 人間関係
  • 報酬金額

自分が望む働き方が明確になれば、『アルバイトか契約社員か』という悩みにも、それほど時間をかけずに納得のいく答えが出せると思いますよ。

今の選択が未来に与える影響について

「辞退したら、今のポジションにも何らかの悪影響がおよぶのではないか。もしかしたら来年の更新はないかもしれない…。」

悲観的に考えてしまうお気持ちはわかります。自分から欲しいと言って、わかったあげるよと言ってくれたのに、やっぱりいらないと言うのですから、自分が相手にどう映るのかを気にしてしまうのも無理はありません。

自分自身の衝動的な行動に後ろめたさを感じたり、何らかのペナルティがあるのではないかと思ってしまうこともあるでしょう。

しかし、だからといって乗り気でないものを受けるというのもまた違うと私は思います。それですぐに辞められてしまっては相手も困りますよね。だったら採用される前に辞退して早く次の人を見つけてもらったほうがいい、そんな考え方もあります。

最後にもう一つ。同じ組織である場合、契約社員としての採用を辞退したら、今後は契約社員として採用されにくくなる。という面は少なからずあると思います。そうはならないかもしれませんが、可能性があることは考えておくとよいでしょう。

いずれにしても、大切なのは自分自身が望む働き方に合った選択をすることだと思います。