【相談】「真面目すぎる性格を治したい」働く女性の仕事ストレス

働く女性の無料相談・回答

大森篤志からの回答内容

ロンリーさん、いつも私の記事を読んで頂きありがとうございます!

実際に試みてくださったロンリーさんの「素直さ」があれば、必ず「いい加減さ、適当さ」を身に付けることが出来ます。時間の問題ですね!

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とは言うものの、一般的には、真面目な性格な人に「もっといいかげんな人間になりなさい」と言っても、すぐになれるものではありません。それは、いいかげんな人に「もっと真面目な人間になりなさい」と言っても、すぐになれないのと同じです。

では、どうしたら真面目な性格を直して「(丁度良い)いいかげんな性格」になれるのでしょうか?

私が効果的だと思う方法は、「いいかげんに取り組もう」と考えるのではなく『八割は真面目に取り組もう』と考えることです。

仕事にしても、家事や育児にしても「八割の力」で取り組み、うまくいかなかったり出来なかったりするところは「よし、ここから残り二割の力を使って本気出して頑張るぞ」と考えるのではなく『誰かに手伝ってもらおう』と考えるようにするのがコツだと思います。

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残りの力を振り絞ろうという考えではなく、八割がんばったら「この辺でひと休みしよう」と考えるようにすることが『二割のいいかげんさを取り入れること』につながるのです。「いい加減さ、適当さ」を身に付けるには『八割思考』が大切です。

「100回中20回うまくいかない」ことは想定内という考えを備えておくだけでも十分なストレス対策になるはずですよ。

良くも悪くも人間には傾向があります。

例えば、うまくいくことが続くと、自然に「次もうまくいくように頑張らなければ」と気を張り続けてしまうものです。これでは真面目な性格な人ほど「まじめのループ」から抜け出せません。

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勝つことや波にのることがストレスになり始めたら、あえて負けてみたり、波に流されてみる。そういう技術も必要なのです。技術と言っても難しく考えないでくださいね。「8時間働いたら2時間遊ぶ」という考え方でOKですよ。

ロンリーさんのようにまじめな人は、『八割は真面目に取り組む』という考えにシフトしてみてはいかがでしょうか。そのほうが「仕事も実生活もより上向く」かもしれません。

ほら、健康のためには「腹八分目」と言うじゃありませんか。仕事も同じですよ。