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ムカつく!「批判ばかりする上司」の対処法と上手な付き合い方

ムカつく!「批判ばかりする上司」の対処法と上手な付き合い方

今回は、権威を笠に着るハラスメント上司対策と題しまして『批判ばかりする上司との対処法と上手な付き合い方』についてお伝え致します。

 

BPL Woman Editor

こんにちは、BPLaboです。

これからご紹介する『3つのポイント』を押さえておけば、何を言っても批判的なハラスメント上司にイライラしたり、ストレスを抱えることも少なくなりますよ。

いつまでも、「あの上司マジでムカつく!」「ホント大嫌い!」「もう辞めたい…」などとボヤいていても事態は改善しませんよね。

それではご一緒にチェックしていきましょう!

1)批判を逆手に取る

どこの職場にも「何かにつけて批判的になる人」は存在しますが、それが上司や先輩である場合は厄介なもの。下手に反発すると返って自分の立場が危うくなりかねません。

批判を受け入れられない人の多くは、批判を新たな見解とは思えずに「どうしてそんな酷いことを言うのだろう」などと『自分自身を否定された』と受け取る傾向があります。だから反発したくなるのです。

しかし、そうやって批判を拒絶し続けていてると、いつか必ず自分よがりによるしっぺ返しが来るもの。相手が上司や先輩である場合は、「反発する」のではなく『相手の批判を利用する』ほうがずっと賢い行いですよ。

物事を悲観的に考え、部下の意見を批判しなくては気が済まない上司のことを、単純に「ネガティブ人間」と決めつけてはもったいない。有り難いことに『自分の代わりに最悪の事態をシミュレーションしてくれている』とも言えるからです。

部長
その方法でうまくいくとは思えない。
あなた
後学のために、この方法で進めた場合の「部長が想定される好ましくない事態」を教えて下さい。お願いします!

 

批判されたら、あくまでも冷静に、まるで合気道のように切り返す。そんなイメージで質問を返してみて下さい。

そのうえで相手の参考になる意見を拾い上げ、よりリスクを下げる方法を考え直せば、結果的により良い方法を生み出せるはずですよ。

2)こまめに相談する

上司への「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」は、まだ決定権のない立場の者が仕事を円滑に進めるコツとも言えますが、実はそれだけでなく『上司との良好な人間関係を築く』ことにも一役買っています。

例えば、数日後の会議の場で「根拠を示しながら来月の売上目標と予測を伝える」という大役を現場担当者であるあなたが任されたとしましょう。会議の場にはそれぞれの部門長が同席するため、少しでも疑問があればガンガン突かれる恐れがあります。

そういう重要な会議がある場合は、事前に『その会議に出席する上司の指示を仰いでおく』のが賢明です。

あなた
目標数値はこれくらいにしているのですが、どうでしょうか?
上司
これだけの根拠があるんだから、もう少し高くてもいいと思うよ。その数字では他の部門長に弱気だと攻め込まれるかもしれないから。特に◯◯部長なんかは、目標数値にかなりうるさい人だから注意しないと。

 

頼られて気分を悪くする上司はそういません。

部下に相談されることで上司としての自尊心が満たされ、意外な裏事情まで教えてくれることもあります。

また、その上司には「自分が助言した」という心理が働いているため、もし会議の場であなたが窮地に立たされた時は、うまく賛同してくれたり、根拠を補填して説明してくれたりしながら擁護してくれるでしょう。

いずれにせよ、日頃から「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」を怠らなければ、その上司を味方につけることが出来ます。職場では、「敵」ではなく『味方』をつくることが肝心ですよ。

3)職場の権力には数で立ち向かう

自ら望んだ上司と仕事が出来れば幸せですが、それは現実的ではありません。仕事では、横暴な上司の下で働かなければならない時もあります。

とはいえ、「そういう時は泣き寝入りしかない」と言っているのではありません。いくら上司の命令とはいえ、あまりにも理不尽すぎて到底受け入れられない時もあるでしょう。

そういう時は、同じ思いを持つ同僚を集めて複数で直に詰め寄ってみて下さい。

また、状況によっては、コンプライアンスの課題を把握する専門部署や窓口、あるいは人事・総務部などに複数で申し立てを行うことが必要なケースもあります。

いずれにせよ、くれぐれも一人で抗おうとしてはいけません。

職場では上司のほうが部下であるあなたよりも権力があるのは言わずもがなです。マン・ツー・マンでどうこうできる相手ではありません。しかし、複数であれば『驚くほど強気になれる』ものです。(笑)

あなた一人が個人的な不満をぶつけても上司の権力に握りつぶされてしまうのがオチですが、それが皆の意見となれば上司一人では握りつぶせない状況をつくることが出来ます。

政権を動かすのは、いつの時代も世論。それと同じ構図です。権力には複数で声を上げて立ち向かいましょう。

仲間を募っても誰も集まらないだろうと考えるのは賢明ではありません。例えば、あなたが上司のパワハラに気づいた時、実は既にあなた以外の誰かも気づいている可能性が往々にしてあるからです。

世の中の事例を見ると「職場の権力には数で立ち向かうが吉」であることがよくわかります。「部下の立場では泣き寝入りするしかない」ということは絶対にありませんよ。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

「年齢が上だから、経験が豊富だから、社歴が長いから」などという事が『上司は部下に理不尽な要求をしてもいい』という事には決してなりません。

合気道のように切り返す術を身に付けながら、それでも受け入れられない場合は、毅然とした態度で意思表示することも大事です。

いたずらに権威をチラつかせてパワハラ・モラハラ・セクハラなどを行うハラスメント上司や先輩のわがままに付き合うだけのイエスウーマンにだけはならないで下さいね。

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