こんにちは、BPLaboです。
今回は、『第一印象や好感度を上げる、会話上手な女性になる方法』をご紹介します。
社会に出れば「ヘタな相槌(あいづち)」や「見え透いたハッタリ」など、付け焼き刃の対応では一切通用しない相手がゴロゴロいる。
それが大人社会というものです。
では、そういった「すごい相手」には、どのように対応していけばいいのでしょうか?自分の第一印象や好感度をアップさせる会話術をお伝え致します。
薄っぺらい処世術なら、しない方がいい。
「相槌(あいづち)」と言えば、相手の話を真剣に聞いているというサインにもなる大事なコミュニケーションスキル。
ただし、社交辞令が大っ嫌いな堅物人間が相手であったり、瞬時にこちらの本心を見抜いてしまう経験豊富な目上の相手には通用しないことがあります。
相槌の音色や表現方法を100も200も持っていて、瞬時に相手に適した相槌が打てるような人であれば別ですが…
単に「なるほど」「さすがですね!」などと、ありきたりな相槌ばかりでは軽く見られてしまうでしょうし、だからといって相槌を打たなければ、「きみ、人の話を聞いているのかね?(失礼な奴だな…)」と、いらぬ誤解を招きかねません。
また、相手の最も反応して欲しいタイミングで完璧な相槌を打てればまだしも、的を外してしまえばかえって相手に不信感を与えてしまうことにもなるでしょう。
厳しく聞こえるかもしれませんが、薄っぺらい処世術なら、むしろ「しない方がいい」のです。
こ、これが極意…すごい人があっという間にご機嫌さんになっちゃったぞ!
ヘタな相槌が通用しない相手への対処法。
それはズバリ、『メモをとる』ことです!
相手と自分の経験や知識、年代等のギャップを埋めてくれるのが『メモをとる』という行為なのです。
なにも話の最初から最後までメモをとり続ける必要はありません。重要だと思った話や書き留めておきたい印象的な話があったら、サッと手帳を取り出しメモをすればいいのです。
相手に失礼のないように、「あまりにも勉強になるお話なので、メモをとらせてもよろしいでしょうか?」と、きちんと断りをいれてメモをとるようにすれば、相手は気持ちよく話を再開してくれるはずです。
また、話の中に分からない言葉や専門用語などが出てきたら、
- 「先ほどの○○という言葉はどのような意味でしょうか?」
- 「○○というのは、どのように書きますか?」
など、メモを上手に活用しながら積極的に質問をしてみるといいでしょう。
「そうかそうか!そんなにワシの話は勉強になるか!(ご機嫌)」
そう思わせる事が出来れば、あとは可愛いものなのかもしれませんね。(←非礼をお許しください!汗)
「メモ」が絶大な効果を発揮するワケ
人は、大きく「視覚・聴覚・体感覚(味覚や嗅覚を含む)」の3つの感覚器官で情報を得ています。
その中でも、最も人に影響を与える感覚器官が『視覚』です。
その影響力の大きさは、聴覚では約30%、体感覚ではわずか10%、なんと残りの約60%が『視覚』であると言われています。
言うまでもなく「メモをとる」という行為は、話し手の視覚に強烈なインパクトを与えます。
相槌のような曖昧な行為よりも「メモをとる」という確実な行為の方が、「この人は、こちらの話を真剣に聞こうとしてくれている」という良い印象を映像として話し手の脳裏に焼き付けることができるのです。
また、面と向かって会話をすると緊張してしまうような相手であっても、メモというクッションが会話の流れをスムーズにしてくれることもあるでしょう。
会話上手とは『聞き上手』のこと。
そして、聞き上手とは、
「真剣な姿勢を話し手に正しく見せられる人」のことなのです。