こんにちは、BPLaboです。
貴女らしく輝くために学びを深めていきましょう。
今回は「大人のフリして使ってしまうと”冷たい視線を集めてしまう言葉”」を3つご紹介します。
冷たい視線を集めてしまう言葉:
- 「はい、全然大丈夫です」
- 「予断を許せない状況です」
- 「お酒を飲み交わしたいですね」
「全然」の使い方、間違っていませんか?
「大丈夫?」と聞かれると、つい「はい、全然大丈夫です」と答えてしまいがちですよね。
でも、「全然」という言葉は「全然○○ない」という否定の意味で用いる言葉です。
つまり、
- 「全然OKです!!」
- 「全然いけますね!!」
などの使い方は間違っているわけです。
「全然」を使うのなら「靴のサイズが全然合ってない」などが正しい表現です。肯定するなら「OKです」「はい、大丈夫です」と言えばいいので「全然」は不要でしょう。
誇張して肯定するために「全然」を使う必要はないし、まして間違った使い方で誇張するのはバカっぽさを露呈するだけです。
大人の女性として間違った使い方をしないようにしましょう。
この間違いは、かなり恥ずかしい。「せ」と「さ」の使い方
物事の予測が全くつかないときに、ポロッと使ってしまいがちな言葉。
それが「予断を許せない状況です」というフレーズです。
実は、「許せない」は間違い。「予断」は、「前もって判断すること」「予測すること」などを意味します。
前もって絶対に判断(予測)できない状況なのであれば、「予断」を強く打ち消す必要があります。
そうなると「許せない」よりも断固として「許さない」という表現がふさわしいのです。
「許さない」は『許すという選択はない』という固く強い意志を表し、「許せない」は『許す可能性が全くないわけではない』というニュアンスを含みます。
だから、「予断を許さない」と表現するのが正しいわけですね。深い♪
お酒は、飲み交わしません!
親しい相手を「一緒にお酒を飲み交わした仲です」などと表現することがあるかもしれませんが、これも間違い。
正しくは「お酒を酌み交わす(くみかわす)」です。
また「酌み交わす」のは、お互いにお酌(おしゃく)し合うことになるため「杯を交わす」とも言います。
「飲み交わす」という表現をしてしまうと、『相手と交互に酒を飲む』ということになってしまいます。
「相手が飲む間はじっと待っている」なんて飲み方はありませんよね?儀式的に「そういう飲み方をあえてした」というのなら間違いとは言いませんが…
)大人のフリして使ってしまうと「冷たい視線を集めてしまう言葉」
- 「はい、全然大丈夫です」
- 「予断を許せない状況です」
- 「お酒を飲み交わしたいですね」
ビジネスシーンにおいて『大人の女性を演出する』のなら、ピシッといきたいところ。
「そんな言い方あったっけ?」と違和感を持たれてしまうと、せっかくの演出もマイナスになってしまいます。
今回ご紹介した3つの言葉は、違和感を持たれてしまう代表格ばかりです。ぜひ、覚えておいてくださいね。