自分の身に何が起ころうとも後悔しない。そんな人間はいるのでしょうか?
こんにちは、BPLaboです。
「後悔しない人生」
「後悔しない人生でありたい」と願うのは私だけではないはず。しかし、それと『日々の実生活の中で後悔しないこと』は別の話です。
仕事で大きなミスをすれば「あの時に判断を間違わなければ…」と後悔し、恋人にフラれた時は「どうしてあんなことを言ってしまったんだろう」と後悔する。現実では、後悔して落ち込むことを避けるのは至難の業。ここで私が「避けることは不可能」と断言しても嘘にはならないでしょう。
だからこそ、私たち人間には『忘れる』という機能が備わっているのです。かなり優れた自己防衛機能だと思いますよ。
コツコツと「忘れる」
生きていれば悩みや後悔が尽きることはありません。しかし、それを「コツコツ忘れる」ことで『人生をトータルで考えた時には後悔がない』という状態にすることが、私たち人間には出来るのです。
今あなたがこれまでの人生の中で経験したことのない大きな難題に直面していたとしても、おそらく「来年の今頃には忘れている」のではないでしょうか。
「そんなこともあったね」と笑って話しているかもしれません。
今の悩みはそんなに重大か?
60代、70代、80代と年齢を重ねていくと、実は「人生において『あの時は本当にやばかった』と思える重大な難題というものは、実際には指で数えるほどしかない」ことに気づくと言います。
今あなたが気に病んでいる出来事も、将来は「難題として思い返すことが出来ないもの」かもしれないのです。
きっとあなたの過去にも「涙が枯れるまで泣いた悲しいこと」や「怒りで我を忘れるほど腹が立ったこと」があったのではないでしょうか。「自分の人生は終わった」と絶望した出来事もあったはずです。
しかし、今になってその時のことを思い返してみると、「どうしてあんなに落ち込んでいたのだろう」と恥ずかしくなったり、そもそも原因が何だったのかもあまり覚えていなかったりするものです。
こう言い聞かせると勇気が湧いてくる
もし今、あなたが苦難に直面しているのだとしたら、これまでの教訓を自分に言い聞かせてあげましょう。
つらく苦しい時は、それが永遠に続くかのような気分に陥りがちですが、はっきり言って『永遠に続く苦しみなど、現実には存在しません。』
そのことに気づいた瞬間、気持ちがラクになるはずですよ。
そのうち「そうと分かれば、これからどうするかが大事!」なんて言い始めるでしょう。(笑)
問題に立ち向かう勇気さえあれば、あなたの人生はこれからいくらでも素晴らしいものになるはずです。