こんにちは、BPLaboです。
いきなりですが、
もし今日からスマホを取り上げられたら、あなたはどう感じますか?
多くの女性は、たまたまスマホを自宅に忘れて外出してしまっただけでも、強烈なソワソワ感に襲われるのではないでしょうか。明日からスマホなしの生活をしてみよう!と言われれば、「それは絶対ムリ!」「あり得ない!」と即答する人もいるでしょう。
どちらかというと、女性よりも男性の方が「モノに執着する」イメージがあるかもしれません。コレクター、マニアという言葉から男性を連想する人は多いはずです。しかし実際は、心に不調をきたして私のもとへ相談に来られる現代女性の多くが「モノに執着する」傾向があったのです。特にスマホ依存の女性が多く目立ちます。
ここで、あなたのスマホ依存度をチェックしてみましょう。
スマホ依存度を今すぐチェック!
- 常にスマホを携帯していないと不安になる
- スマホ無しで1日を過ごすことが出来ない
- 運転中でもスマホをいじる
- 親しい人と一緒でもスマホをいじる
- 一緒にいてもLINEやチャットで会話する
- トイレまで持ち込む(お風呂まで持ち込む人は超ヤバイ!)
いかがでしたでしょうか。当てはまる数が多いほど依存度が高いのでご注意下さいね。
認めたくないところもありますが、私たちの心の豊かさは少なからず「モノ」と結びついている部分があります。LINEやFacebookという媒体(モノ)を通して人と繋がる安心感も、私たち現代人にとっては心の豊かさの一つなのでしょう。
その一方で、そういったモノへの執着が「心のバランスを崩す」原因になっていることも忘れてはいけません。
スマホに執着するあまり、心の豊かさの基準が少しずつズレ始めてしまう女性は決して少なくありません。なぜなら、スマホは簡単に大勢の人たちと浅く繋がることが出来る便利な総合システム機器である一方、小さなことで誤解を招いたり、誹謗中傷されたり、思いもよらない争いが生まれたりすることもあるからです。
スマホ依存によって様々な人間関係ストレスを抱えてしまった女性のために、今から出来る対策をいくつかご紹介しておきましょう。
「スマホ依存」対策
- 各種SNSのメッセージ機能は使わない。
- 各種SNSの共有範囲を限定する。(一般公開しない)
- 毎日、仕事に支障の出ない時間はスマホの電源を切る。就寝の1時間前にはスマホの電源を切る。(意識的にスマホから離れる)
- 留守番電話サービスは利用しない。
- 緊急でないメール内容の返信はすぐにしない。(意識的に文字コミュニケーションの頻度を減らす)
- 枕元など、ベッドから手の届く位置にスマホを置かない。(朝晩のスマホいじりを無くす)
- 予備のバッテリーは買わない、持ち歩かない。
- 音楽プレーヤーは別で持つ。
- 使い放題のプランをやめる。 and more…
モノの整理は、「心の整理」である。
スマホに限らず、モノへの執着が招く不幸は少なくありません。
ブランド品などを購入しすぎて破産してしまったり、ゲームにハマり過ぎて引きこもりがちになってしまったり、脂っこい物や甘い物などを食べ過ぎて病気になってしまったり…。
適度に大好きなモノと触れるのは幸せなことですが、度が過ぎて執着になってしまうと不幸を招きかねません。
いずれにしても、働く女性がイキイキと輝き続けるためには、定期的に「モノとの関係を整理する」ことが必要です。
モノとの関係を整理する時は、あえて「極端なケースで考えてみる」といいかもしれません。例えば、「自宅が火事になったら?」「わずか5分間で何を持って逃げればいい?」など、モノの優先順位を真剣に考えることが出来そうな状況をイメージしてみるのもいいでしょう。
人がリアルに火事場を経験した時、たとえ何一つ持って逃げることが出来なかったとしても、生きているだけで幸せだと気付けるはずです。
安全な場所で、消防員に「もう大丈夫ですよ!」と言われたら、安堵して身体が崩れ落ちるかもしれません。九死に一生を得たことに感謝してそれ以上のものは求めないのではないでしょうか。ほんの少し状況が変わっただけで、あっという間に私たちの所有物は「取るに足らないモノ」になるのです。
よくよく考えてみると、私たちが重要だと思っているモノの多くは、本当はそれほど重要ではないのかもしれません。それらは全て『単なる物体』でしかないはずなのに、執着すればするほど「それなしでは生きていけない」と思い込んでしまうのです。
重要なのは「どんな物を持ったか、持っているか」ではありません。モノに執着せず、時には大胆に手放してみてはいかがでしょうか。身軽になって初めて、本当の幸せに気付くことも往々にしてあるはずですよ。
働く女性がストレスでにっちもさっちもいかなくなる時、無意識にモノ(「特定の人」を含む)に執着している可能性があります。ぜひ、モノとの関係を整理していく習慣を身に付けていきましょう。