今回は、『手の仕草で読み取れる心理』についてお話したいと思います。
こんにちは、BPLaboです。
手の仕草には、特に「精神的に不安定な心理が表れやすい」と言われています。
相手の精神状態が不安定であるとき、そばにいる人は「今以上に不安定にはさせない」という気配りをしてあげたいもの。
相手の不安定な気持ちが理解出来ると、人は「思いやり」のある接し方が出来るのです。
1.「頻繁に唇をさわる人」の心理
頻繁に唇をさわる人は、
- 誰かに甘えたい
- 自立しきれていない
- 安心感が欲しい
などの心理状態が表れています。
唇をさわるのは、特に『母親からの授乳に感じた安心感を求める表れ』とも考えられています。
このような人は、言動が幼いことも多いので「いたずら」や「人が驚くこと」などが大好きだったりします。そのため、「楽しいこと」「ワクワクすること」を話題にあげ、ユーモアのある会話を心がけると一気に相手の懐に入れたりします!笑。
また、自立しきれていないので、時にはこちらが相手をリードしてあげる必要もあるでしょう。
相手が目上の人なら、「私に任せてください」と頼れるサポート役を買って出ればあなたの信頼度はアップしますし、相手が後輩や部下なら、「こうするのよ♪」と道をつくってあげると進んで動いてくれるようになります。
2.「頭やアゴをなでる人」の心理
手で頭やアゴをなでる人は、
- 欲求不満の状態(充実していない)
- 退屈している
- 愛情を欲している
などの心理状態が表れています。
特に「愛情を欲している」という場合が多く、愛する人に頭をなでられたり、動物がアゴの下をなでられて安心するのと同じような心理状態になっています。
このような人には、「相手の関心ある話題を振ることで退屈させない」などの工夫をしたり、時々「○○さんのそういうところ、好きだな〜」と「好き」という言葉をかけてあげるといいですね。
3.「頻繁に髪の毛をさわる人」の心理
頻繁に髪の毛をさわる人は、
- 優しい言葉をかけてもらいたい
- 誰かになぐさめてもらいたい
- 誰かに気にかけてもらいたい
- 後悔していることがある
- 誰かに(人に対して)イライラしている
などの心理状態が表れています。
このような人には、
- 「大丈夫?」
- 「どうしたの?」
- 「何かあった?」
などのように『相手を気にかける言葉』をかけてあげましょう。
また、「○○さんらしくて、私はいいと思うなぁ」と相手のありのままを受け入れる言葉をかけてあげるといいですね。
4.「頻繁に爪を噛む人」の心理
頻繁に爪を噛む人は、
- かなり強い欲求不満の状態
- 誰かに依存したい、守られたいと思っている
- まだ完全に自立していない
などの心理状態が表れています。
実は、「唇をさわる人」と「爪を噛む人」の性格傾向はとても似ています。
冒頭でお伝えしました「頻繁に唇をさわる人」と同様の対処法に加えて、「何か私にできることはありますか?」など、こちらにサポートする意志があることを伝えてあげるといいですね。
おわりに
手の仕草には『精神的に不安定な心理』が表れやすく、「誰かに依存したい」という気持ちが自然とその人の手の仕草で分かってしまいます。
精神が不安定な状態の相手に対して、批判的な言動をとることは好ましくありません。相手の心理を読み解く意味。それは、『相手に合った言葉をかけてあげるため』だと心得ておきましょう。
相手の精神状態を安定させてあげられる存在になれれば、あなたの信頼度は劇的にアップします。特にビジネスシーンでは相手との信頼構築に役立ちますので効果的に使ってみてくださいね。