ダメ③:「厚くお詫び申し上げます」
お詫びをするときによく耳にする間違い言葉。
それが「厚くお詫び申し上げます」です。
「お詫びの気持ち」を「厚く」するようなイメージなのでしょうが、日本語としては少々おかしい。
「厚く」を用いるなら「厚く御礼申し上げます」など、「感謝の気持ち」を「厚く」するのが正しい使い方でしょう。
「お詫びの気持ち」を表現するなら、「厚く」ではなく「深く」です。
「深くお詫び申し上げます」と言うようにしましょうね。
ダメ④:「知ってますか?」
お客様や目上の方に対してバシバシ使っている人は意外と多い言葉。
それが「知ってますか?」です。
「知ってますか?」は相当失礼な表現。
友達に「ねえ、これ知ってる?」と言うのを少しばかり丁寧にしただけですからね。
こんなときは、
- 「ご存知(ご承知)ですか?」
- 「ご存知(ご承知)かもしれませんが」
と言うのが大人のマナーでしょう。
ダメ⑤:「どうしますか?」
お客様に対して、ついうっかり使ってしまう言葉。
それが「どうしますか?」です。
「今日は、どうします?」と言う美容師さんや、
お食事処でメニューを見ていると「どれにしますか?」と言うスタッフの方もいるでしょう。
でも、「どうしますか?」という表現には『相手への敬意』は含まれていません。
つまり、お客様をお客様だとは思っていない「友達感覚」の延長線上の言葉だということです。
どの角度から見てもビジネスシーンにはふさわしくない言葉ですね。
こんなときは、
「本日は、どのようにいたしましょうか?」
と言うと「品格女子らしさ」がでますね。
:仕事で使ってはいけないダメな言い方5つ
1. ×何でしょうか?
→ ○「お呼びでしょうか?」
2. ×お分かりになりましたか?
→ ○「お分かりいただけましたでしょうか?」
3. ×厚くお詫び申し上げます
→ ○「深くお詫び申し上げます」
4. ×知ってますか?
→ ○「ご存知(ご承知)ですか?」
5. ×どうしますか?
→ ○「どのようにいたしましょうか?」
今回ご紹介した5つの言葉は、知らなければ平気で使ってしまう言葉ばかり。
でも、もう大丈夫。
今日からあなたの品格はグッと増すはずですよ♪