他人の評価を気にせず『自分軸で生きる方法』
前者の女性のように自分の評価を基準にしている人は、シンプルに『自分がこうしたいから』という理由で制限なく行動することが出来ます。しかし、後者の女性のように他人の評価を基準にしている人は、『他人にどう思われるか』という理由に縛られた行動をしてしまいます。
例えば、何か欠陥のある『ワケあり女』と思われたくないから結婚する、使えない『無能な女』と思われたくないから資格を取得する、という具合です。「本当は転職したいのに、本当は起業したいのに、それをすると家族に心配かけるからしない」というのも同じことでしょう。
このように『他人にどう思われるか』という基準で行動しているうちは、いつまでたっても本当の幸せを手に入れることは出来ません。なぜなら、いくら他人によく思われようとも、それで満たされるのは結局「偽りの欲求」だからです。『自分がどうしたいか』という本物の欲求が叶ったわけではないでので、心は満足しないのです。
自分の好きなことを見つけて、それを純粋に楽しむ人の心は満足します。
例えば、大好きなストーリーや作家の本を見つけて、それを読んでみる。大好きな香りの香水を見つけて、それをつけてみる。他にも、大好きな音楽を聴いたり、大好きな内容の講演会に出席してみたり。ただそれだけで、あなたの心にはプラスの気持ちが蓄積されていきます。
自分の好きなことが基準ですから、それは他人と違っていいし、それが自然なのです。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
「他人の評価なんて一切気にしないで!」とは言いません。強引に「気にしない、気にしない」と自分に言い聞かせるのではなく、『自分が幸せを感じること』を一番の基準にして過ごしてみて下さい。自分の「好きなこと」「やりたいこと」が基準になっていれば、そのうち他人の目は気にならなくなるはずです。
まずは、自分の本当の欲求を満たすために「好きなこと」「やりたいこと」を見つけることから始めましょう。