こんにちは、BPLaboです。
今回は、
『女性の脳システムをうまく使って、女性特有のストレスを緩和させる方法』
についてお話したいと思います。
男性と女性でストレスの原因は、こんなに違う!
最近では、脳が活発な状態の時(会話をしている時など)の”脳の血流”を測定できるようになり、「男女の脳の仕組み(システム)」においても多くの新しいことが分かってきました。
その中でも非常に興味深いのは、他人と会話をしている時の『男性と女性の”脳の血流”には違いがある』ということです。
男性の脳は、会話中「左脳の血流だけが増加」するそうです。
一方、女性の脳は、会話中「左脳も右脳も血流が増加」すると言うのです。
左脳の血流だけが増加している男性は、会話中は「相手の言葉に意識が向いている」ということになります。
一方、左脳も右脳も血流が増加している女性は、会話中は「相手の言葉だけでなく、しぐさや表情などのヴィジュアル全体にも意識が向いている」ということですね。
そのため、特に女性は相手や周りの人たちの表情や態度、周囲の状況や環境の変化などに敏感に反応しやすいわけです。
こういった脳システムの違いからも分かるように、ストレスの原因も男女で大きく違ってくるのです。
女性特有のストレスは、こうして生まれる。
脳システムの働きが大きく影響しているのですが、特に女性は
無意識のうちに「相手と仲良く、その状況を快適に過ごすこと」をモットーとしています。
- 相手と争いたくない
- 快適な環境で過ごしたい
このような女性特有の脳システムが働くために、女性が会話をするときは、お互いを観察して調和を保とうとするのです。
しかし!
実は、この女性の脳システムこそが「女性特有のストレスを生む原因でもある」のです。
毎日の生活は、記憶に刻み続けておきたい楽しいことばかりではありませんよね。もしかしたら、その場ですぐに記憶から抹消したいようなイヤな出来事の方が多いかもしれません。それでも、女性の脳システムは容赦しません。
女性の脳は五感をフルで使い、
- 相手から何気なく言われて傷ついた言葉
- その時の相手の表情やしぐさ、状況や雰囲気
など、男性の脳にはなかなか入ってきにくい詳細な情報まで記憶に刻み込んでしまいます。
その結果、ふとした時にイヤな記憶を連想させる出来事が起こると、刻まれた過去のイヤな記憶が、まさに今起こっているかのような感覚でリアルに蒸し返されることに。
つまり、
本来もう感じることのない過去のストレスを、何度も繰り返し感じることになるのです。