こんにちは、BPLaboです。
今回は、『苦手な人を割り切る方法』をご紹介します。
あなたの職場に、あなたの苦手な人はいますか?
もし、あなたが「顔も見たくない人がいるわ」とストレスを感じているのであれば、本内容はきっと役に立つはずですよ。
職場は楽しく快適に過ごす場でありたいものですが、環境が壊れてしまうと「会社に行きたくないなぁ…」「辞めようかな…」なんて考えてしまいますよね。
誰かに振り回されるのはもうイヤッ!と思っている方は、ここから素直に読み進めていって下さい。
あなたの苦手な人は、あなたの一面?
あなたが苦手な相手。実は、その相手にはあなたと同じような一面があるという事をご存知でしたか?
どういうことかと言いますと、あなた自身に「こんな自分は他人に見られたくない」と思っているところがあると、同じような一面を隠さないでいる相手に嫌悪感を抱いてしまうのです。
つまり、苦手意識というのは、あなたが苦手な相手に対して「それ、どうして隠さないの?」と批判的になっている、ということの反応なのです。
自分の価値観をバコーンと広げる
試しに、先ほど思い浮かべてもらった苦手な人の『特徴』を紙に書き出してみてください。
- 自慢ばかり言う
- 嘘をつく
- 気が利かない
- 怠け者
- 自意識過剰
- 能力がない
- 愚痴や悪口を言う
- すぐに感情的になる
など、様々な特徴があると思います。
これらの特徴はすべて『あなたのルールに違反する行為』ということですね。
そのルール違反を相手に見つけただけで、あなたはイラッとし、自然とその相手を「避けたい」と思うようになり、人間関係がギクシャクし始めるのです。
目に見えないイライラの正体を言葉(見える化)にするとしたら、「私はあなたと違って、人から嫌われるであろう一面に自分で気づいて対処しているのよ。それなのに、どうしてあなたは隠さないの?」という強い批判的な感情のことなんです。
例えば、あなたは「部下との飲みの席で自慢話をするのはタブーだ。そんなことをしたら部下からの信頼を失いかねない」というルールを持っているとします。
すると、上司の立場にも関わらず、飲みの席で自分の自慢や説教ばかりして、さらにはお酒を過剰にすすめるような人を見るとイライラするのです。
- 「どうしてあなたは隠さないの?」
- 「そんなことしてたら嫌われますよ!」
- 「私だったら、そんなこと絶対にしない!」
…と。
自覚していない場合も多いですが、確実にあなたは心のどこかでそう感じています。
なぜなら、『嫌われたくないから』です。
もっと言えば、自分の自慢や説教をしても部下があなたのすべてを信頼してついてきてくれるのであれば、 絶対に嫌われないのであれば、 本当はあなたも『それをしたい』のです。
絶対に嫌われないのであれば、あなただって『するかもしれない』ということなんです。
「自慢話をして嫌われるくらいなら、もともと信頼関係なんてなかったってことだ。」 と、自分の価値観をバコーンと広げることができれば、相手の態度にいちいちイライラしないはずですよ。
バカになれば、価値観が広がる!?
では、どうやって自分の価値観を広げるのか?ということですが、凝り固まった価値観は『自分のルールを緩めてあげる』ことで広げることが可能です。
試しに、「私だって、飲みの席で部下に自慢話の一つや二つしたっていい。それで嫌われてしまうなら、一から出直して日頃からの信頼構築に全力を尽くそう」そう声に出してみて下さい。
10回、20回と口に出して、価値観をつくっている自分の脳に言い聞かせるのです。
鏡に映る自分に向かって実践すると、聴覚だけではなく視覚からも脳へアプローチできますのでより効果的ですよ。
自分のルールを緩めると、相手を許せるようにもなります。
一人で実践していると「私って変な人?」と思うかもしれませんが(笑)、自分の殻を破って新しい自分になるためには『時にバカになること』も大事ですよ。誰も見ていないのですから思いっきりバカになってみて下さいね!