今年が厄年という女性の皆さん、「厄払い」はもうお済みですか?
こんにちは、BPLaboです。
「厄払い」と言っても、厄除大師などで厄払いすることではありません。わざわざ出かけなくても大丈夫!あなたの心がけ一つで足りる話です。
イライラは伝染する。
ある女性の朝の通勤ラッシュ時の話です。
彼女は途中、乗り換えのため電車を一度降りてエスカレーターで隣のホームへ行くのですが、毎日のようにエスカレーター手前で大混雑し、乗るまでにかなりの時間がかかります。
その日はいつもに増して混雑が激しく、人と人がひしめき合うような状態。彼女も後ろからグイグイ押され、あらがえない力によって彼女も前の人になだれ込むような形になってしまい、前の人から睨まれ舌打ちされたのだとか。
彼女は反射的に「すみません」と前の人に謝ったそうですが、なんだか気分がスッキリしない。こうして彼女の一日の始まりは不快な気分で始まったそうです。
ありがとうも伝染する。
少しイライラしながら彼女はエスカレーターに乗り、ため息混じりにふと足元を見ると「片方だけの黒っぽいパンプスが落ちている」のを見つけます。
この人混みに揉まれて脱げてしまったのだろうと思った彼女は、すぐにパンプスを拾って駅員さんに届けようと改札横の駅員室を訪ねました。
すると駅員さんと何やら話をしていた女性が彼女の持つパンプスを見て「あっ、私のです!ありがとうございます!」と近寄ってきたそうです。
感謝されて一気に気分が良くなった彼女は「イヤな始まりになりそうだったのが、一転して気分のいい一日の始まりになった」と言います。
『人の気持ちというものは、このくらい小さなきっかけでもガラリと変わる』ということなのでしょう。
私たちの心がけひとつで社会全体からイライラが消えていく。
感動して涙するほどの素晴らしい出来事や、どん底と思えるほどイヤな出来事は、そう頻繁には起こりません。睨まれて舌打ちされたとか、たまたま足元に落ちていたものを拾って感謝されたとか、そんなたわいもないことで気分が良くなったりイライラしたりするものです。
気分は伝染します。イライラをぶつけられればイライラがうつるように『イライラした人ばかりの社会なら、社会全体もイライラしてしまう』ものです。最近のニュースでもよく見かけますが、肩がぶつかったり、足を踏まれたり、なんと些細なことで口論や殴り合いの喧嘩にまでなってしまうのだろうかと残念でなりません。
伝染させるなら「いい気分」を伝染させたいものです。
睨んだり、舌打ちしたり、怒鳴ったりしたところで、誰の気分もよくなりません。たとえイヤなことがあっても、誰かにイライラをぶつけて伝染させるのではなく『どんなに小さくてもいいから誰かに親切にしてみる』ことが大切です。それが、あなた自身の厄を払うことになるはずですよ。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今からでも誰かに親切にすることで『厄払い』をしてみてはいかがでしょうか。厄年の女性こそ、ぜひ実践してみてくださいね!