管理職になったらワークライフバランスは崩れてしまうの?
こんにちは、BPLaboです。
女性管理職になりたいですか?
「女性管理職になりたいか?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?
結論からお伝えしますと、日本で働く女性の多くは『それほどなりたいとは思わない』ようです。おそらく、デメリットのほうが大きいと感じているのでしょう。
いかがでしょうか?
もしかしたら、あなたにも似たような気持ちがあるかもしれません。
管理職を経験してきた私自身、たしかに「そういう面もなくはない」と思いますし、それゆえに「管理職は大変そうだ」と思ってしまう人たちの気持ちもよく理解できます。
しかし、『立場が上げれば上がるほど自由度が増す』というのが実のところ。男性管理職の多くが、格好つけて「大変さを装っている」というのが実態なのです。
管理職になることを必要以上に毛嫌いする女性は、男性管理職の言うことを真に受け過ぎ。『管理職になったほうがワークライフバランスを保ちやすい側面もある』と私は思っています。もちろん、だからといって「すべての女性は管理職を目指すべきだ」なんて言うつもりもありません。
様々な視点から総合的に見て言えることは、40代から女性管理職を目指してみるのも悪くないということです。
たしかに、大きな責任を負うことなく、上司の言う通りに仕事をこなして、それなりの給料がもらえればラクかもしれません。しかし、そういう働き方には大切なものが欠けているようにも思えます。
ラクな働き方に欠けている大切なもの
ラクな働き方に欠けている大切なもの。それは『成長』です。
私はかねてより、30代後半から40代にかけてのキーワードは『成長』であることをお伝えしてきました。(※参考記事:幸せな40代女性の特徴 )
成長という観点から考えると、管理職という立場は、かなり使えます。仕事を通じて自己成長していくことを考えたら、最も効果的な方法と言えるかもしれません。
20代の頃は、目の前の仕事に全力を注ぐべき時でした。しかし、40代は違います。それなりの経験を経てきた40代は、より大きな視野の中で仕事をする時なのではないでしょうか。だからこそ、40代になったら、意識して管理職を目指してみるのもいいと思うのです。
女性40代の成長は、50代・60代・老後の幸せに直結するものですよ。
今が『男性主義社会の変革期』なのかもしれない
2016年6月にイタリアの首都ローマで市長選が行われ、「ビルジニア・ラッジ氏(当時37歳)」が初のローマ市長となりました。また、その翌月には日本でも東京都知事選が行われ、「小池百合子氏(当時64歳)」が初の女性都知事となりました。これらの事実は、これまでの男性中心主義の政治界の歴史に風穴を開けたと言ってもいいでしょう。
国が女性の活躍を推進している日本でも、実態は「まだまだ男性主義社会」です。ゆえに、当の女性たちが男性主義に甘んじているうちは、真の男女平等社会は訪れません。
未来の社会を思えば、女性管理職の存在は欠かせないのです。男性たちもまた、女性の内助に甘えることなく、フレキシブルに考えて対応していく時代なのでしょう。
これを機会に、女性40代からの成長を様々な角度から考えてみて下さい。管理職を経験することも、その一つです。