部下が喜んで動く!どうして彼女の言葉は、部下の心に響くのだろう。

2.「らしさ」をほめる

NOを言うときも、YESを言うときも、「らしさ」を褒めておけばスムーズに事が運べます。

誰だって、「あなたらしくていいね」と言われれば無条件で嬉しいもの。

 

だからこそ、たとえ部下が頑張って仕上げた企画書を通してあげられないときであっても、

「あなたらしくていい」と言ってあげて欲しいのです。

 

YESを言うときであれば「よくできてる。あなたらしくていいと思うわ」でいいと思いますし、

NOを言うときであれば「あなたらしくて私は好き。でも…」と言えばいいのです。

 

「らしさ」を褒めるということは、相手を認めるということ。

たとえ「企画書はダメ」であっても「あなたのことは認めてるよ」って伝えてあげれば、

企画書がボツになっても部下はやる気までは失わないはずです。

部下にNOを言うときは「らしさ」を褒めてから。これ、テッパンですよ♪

 

3.「総合的」にほめる

部下を総合的に褒めるときは「○○さんの良さが際立ってるね!!」と言ってあげると効果的です。

「○○さんの良さが際立っている」という表現には2つのポジティブ要素が含まれています。

 

それは、

  1. 個性が光ってる
  2. 仕事の仕上がりもいい

という2つの要素です。

 

「個性」も「仕事のデキ」も褒められる(総合的に褒められる)のですから、部下は嬉しくてたまらないでしょう。

  • 「今回の企画書、○○さんの良さが際立ってるね。今までにない価値が生まれるかもしれないね」
  • 「一段と頼れる存在になってきたのは、君の良さが発揮されているからなんだね」

などと使ってみてください。

部下に自信を持たせ、強みに気づかせることができる魔法の褒め方だと言えますね♪

 

)部下のやる気に火をつける言葉

  1. 「○○さんのセンスの良さにはかないませんねぇ」
  2. 「○○さんらしくて、とってもいいねですね」
  3. 「○○さんの良さが際立っていますね」

いかがでしたか?

褒めるコツがお分かりいただけたのではないでしょうか。

今回ご紹介した3つの褒め方は、部下のやる気に火をつけるテッパンの褒め方です。

ぜひ、現場で実践してみてください。