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相談:ある同僚から嫌がらせを受けている。気弱だけど負けたくない。
相談者:ローザさん
こんにちは。40代会社員です。
心ひっかかる事案は会社の人です。
まだ入社して3年ほどですが、2年ほど前からその人、仮にGさんとします。
Gさんから無視されたり、誰も気づかないような細かい嫌がらせを受けるようになりました。
自分しかいない時に「感じ悪」とつぶやかれたこともあり、彼女に対し基本は恐ろしくて声掛けなど到底できません。
私宛の郵便物やFAXは、私が席を外したすきに机に置く。これはまだいいほうで、その日のうちに渡してもらえないこともあります。
仕事上締日があり、郵便物を確認しなければならない日に皆のいるところで「郵便物ありませんでしたか?」と聞いたことがありますが(これだけで勇気がいります)、
その時は彼女の表情が変わり、やっと渡してきました。明らかにわざと後回しにしていました。
郵便やFAXは上司に相談したら、一度はおさまりましたが最近また復活してきました。
今回は上司からも「直に言えないのか」と言われてしまい、諦めかけています。
細かい件でも、私に対してだけキツイ口調でモノを言ってきます。
もちろん、周りも気づいているに違いないのですが見て見ぬふりです。
Gさんが私の悪口を言っているのも想像がつきます。
「気にしなければいい」と人は言いますが、それは無理です。
小規模な会社のため転勤や異動は難しいですし、年齢的に辞めるとか転職するという選択肢はありません。
どうにかして(気弱ですが負けたくないので)頑張りたいのです。
(本記事は、当サイト「働く女性無料相談窓口」より、働く女性から寄せられたご相談にお答えする内容となっております。)
ご相談に対するアドバイス
こんにちは、BPLaboです。
ローザさん、ご相談ありがとうございます!
それでは、回答させて頂きますね。
大森篤志からの回答内容
キツい口調で嫌味を言われると心が折れそうになりますよね。同僚から受けるストレスはとても大きな負荷になっていることでしょう。
気にしないなんて無理、どうしても気になってしまい心が晴れない。上司も同僚も頼れない。そんな職場環境でも、退職・転職せずに頑張りたい…。そういった複雑な心境をご相談内容から垣間見れます。
『こころ明るい人』になる
上司から叱られると仕事が手につかなくなるほど落ち込む人がいます。叱られている場面に居合わせた同僚が自分のことをどう思っているのか気になって頭から離れない人もいます。
上司や同僚の評価が気になって仕方ない人の心はどんよりと暗いものですよね。表情まで暗くなると、悪いほうに誤解されたり、いたずらに人を遠ざけてしまったり、人間関係の悪化要因にもなりかねません。
どうにかして頑張りたいという事ですし、ここは一つ『こころ明るい人になる』よう努めてみてはいかがでしょうか。
例えば、「部下を叱ることも上司の仕事である」「嫌味な同僚ほど言いにくいことをズバズバ言ってくれる」と割り切って、改善点を指摘してくれたことに感謝することが心を明るくするコツです。
上司や同僚に恨みの感情を抱いてしまうと、いつまでも心は暗いままで、晴れずに悩まされ続けることになります。
嫌味を言われたら「ありがとう」
Gさんに対しても同じです。Gさんに対する恐怖や怒りを抱き続けていると、寝ても覚めてもGさんの顔や言動が浮かんで頭から離れなくなります。
引きずらないコツは、「感じ悪」というGさんのつぶやきを肯定的に捉えてみることです。
その時はちょうどGさんと二人きりだったので、嫌だな〜という自分の気持ちや恐怖心が表情に出てしまっていたのかもしれない、その表情がムスっとした印象を与えてしまったのかもしれない。次回は表情でネガティブな感情を悟られないように注意しよう。
といった具合に、「改善点を指摘してもらった、感謝感謝」と自分に言い聞かせてみるのも一つの方法です。
「ありがたい、ありがたい」とつぶやいてみれば、少しは気が晴れるかもしれません。
嫌がらせを撃退し、同僚からも好かれるコツ
どうせなら、同僚たちの前でGさんからキツイ口調で言われた時にこそ、「言ってくれてありがとうございます!」と御礼の言葉を返してみて下さい。
Gさんは拍子抜けしてそれ以上厳しく言う気持ちも失せるでしょう。それを見た同僚たちもナイス!と内心ではローザさんに拍手しているはずですよ。
どんより暗く沈んでいないで、明るく努める。そんな『こころ明るい人』が嫌がらせや嫌味を撃退し、同僚からも好かれるコツであると私は思います。
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