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相談:「頭が悪い、性格も悪い、見た目も悪い」と言われ続けて育ったため両親が嫌い。
相談者:ariaさん
両親が嫌いです。
幼い頃から、頭が悪い・性格も悪い・見た目も悪いといったことを言われ続けて育ちました。
仕事が続かないため(派遣や契約社員で、契約期間満了まで勤めたケースもありますが、お局様と折り合いが合わず退職したことも2回ほどあります)、30才くらいまでは実家に住んでいました。
現在、転職を期に県外へ転居し(その際も母に「自分はひとり暮らしをしたことがないのに生意気!それをするなら家にお金を入れろ」といったことを言われましたが、「もう内定しているから」と押し切りました)、ひとり暮らしをしてみて気づいたのですが、普通の家庭の親は、もう少し優しいんですかね。
転職先で、初めて、彼氏のような存在ができ、私は誰かに優しくして欲しかったんだと気づきました。ちなみに彼は、私と同じような関係の女性が複数いて、全員に好かれていたため、ある意味凄いなと思っていますが、何股かけているのかよく分からないので、好きは好きなのですが、やめたほうがいいかなと思っています。
まとまりがなくて申し訳ありませんが、両親から「そちらに泊まりに行ってもいいか」といった連絡が来て、お店を探して予約したり(文句が多いため、下手な店には連れてはいけないので、探すのも面倒・案内も面倒)、そもそも家に上がられるのも嫌なのですが、何かでお世話になることもあるかもしれないと、あまり強い態度に出ることも出来ず、そんな自分に嫌気も指します。
私は薄情でしょうか?それとも、親が嫌いでもいいのでしょうか?
内容は母のことが多いですが、父は父で、他人を見下すタイプで、人が気にしていることを突いては「自分は鋭い」と悦に入るような人です。
神経質で、めったにキレることはありませんが、一度「うるさい」と弟を殴ったことがあります。一般的に言って自分が正しいと思うことに関してはまるでクレーマーのような説教をしてきます。
両親は人としてどうなのかと、思います。
余裕がなかったのかとも思いますが、だったら子どもは作るべきではないし(しかも複数)、無計画な家族計画に巻き込まれた気さえします。
仲の良い家族に見られたい願望も強いですし。それでいて、私には早く結婚するよう促してきますから、世間体を気にし過ぎですね。
(***ご相談内容は一部編集しております***)
(本記事は、当サイト「働く女性無料相談窓口」より、働く女性から寄せられたご相談にお答えする内容となっております。)
ご相談に対するアドバイス
こんにちは、BPLaboです。
ariaさん、ご相談ありがとうございます!
それでは、回答させて頂きますね。
大森篤志からの回答内容
親子だからこそ、子に対する親の過度な心配が厳しさになったり、強い愛情が歪んでしまったり…。“親子だからこそ難しい問題もある”のだと私は思います。
子が親を嫌うのは薄情でいけないこと?
どんな親であっても、親は親。その事実は変わりません。
しかし、子が親にどんな感情を抱くのかは子が決めるものです。親を尊敬しなければならない、深い愛情を返さなければならない、そんな強制義務はありません。
子は親の所有物ではないのですから。血縁に関係なく、ひとりの人間として尊重されるべきでしょう。
ですから、ariaさんが親を嫌いでも、私はそのことについてとやかく言うつもりはありません。ariaさんの感情は尊重されるものと私は考えます。
親心を理解する努力は放棄しない
一方、親が嫌いという感情を抱くことが尊重されたとしても、それでもariaさんが親心を理解する努力を完全に放棄してしまうのは賢明ではありません。
ご自身も仰っているように、また親に世話になることがあるかもしれません。今は嫌いでも、いつかは和解する日が来るかもしれません。
いずれにしても、絶縁しない限り、ariaさんの人生に親の影響は大なり小なりおよぶものです。
親心を理解する方法にマニュアルはありませんので、あまり難しく考えず、母親と深くつながる方法を参考にariaさんなりの方法を見つけ試してみてはいかがでしょうか。
また、早く結婚するよう促してくるとの事でしたので、よろしければ、両親から結婚を執拗に急かされ精神的にまいっている。対処方法は?も読んでみて下さい。
冷静に現在のパートナーシップを見直す
最後に、パートナーとの関係についても触れておきたいと思います。
ご相談内容に一点、とても気になる発言を見つけました。
それは、「私は誰かに優しくして欲しかったんだと気づきました」という言葉です。
ariaさんの「誰かに優しくして欲しかった」という言葉は、「優しくしてくれる人なら誰でもいい」という深層心理の表れであると見ることもできます。
この機会に一度立ち止まって冷静に現在のパートナーシップを見直してみて下さい。
私の見解をお伝えしますと、ariaさんが「彼氏のような存在」と曖昧に表現されていることや、「自分と同じような関係の女性が複数いる」「何股かけているのかわからない」という情報からも、ariaさんの「やめたほうがいいかなと思っている」という判断は賢明であろうと思います。