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【夫婦問題】「男ができたんだろ!」と決めつけられ、離婚したいけど言う勇気がない。

働く女性の無料相談・回答

相談:「男ができたんだろ!」と決めつけられ、離婚したいけど言う勇気がない。

相談者:Mさん

お付き合いしている頃から人格否定をされていました。

同い年ではありますが、相手は勤務先の店長でした。パワハラが凄いなと思いつつも、あの時はそれほど重く受け止めることなく、妊娠して結婚する間際にモラハラという存在を知りました。

それでも別れることができず結婚して10年、私の常識の無さや非情さからネチネチと数時間説教され、以前は娘たちの前でも罵声を浴びました。

いつも言われていることは正論ではありますが、数時間の説教と、「B型のくせに」等と、自分ではどうしようもないことで詰められ悲しくなります。

ここ半年で離婚したいというふうに思い始めましたが、言う勇気がありません。

ですが、夫の姓を名乗っている限り、(私の連れ子である)長女は毎月お金を夫に払い続けていくことになります。(夫の姓は珍しく、以前長女が家出をした際にネットで長女の名前が拡散されました。名誉毀損のようなものなのでしょうか…)

今住んでいる家は私の父名義です。夫に出て行って欲しいですが、「男ができたんだろ!」と言われるのが目に見えます。

自分に原因があるとは考えず、私に男がいる!と思いたいようです。説教された後、数日落ち込んだり夫を避けていると必ず「浮気してるだろ!」とまた怒られます。

すみません、乱文で。どこまでご相談にのっていただけるかわかりませんが、現在の思いを吐き出させていただきました。失礼しました。

(本記事は、当サイト「働く女性無料相談窓口」より、働く女性から寄せられたご相談にお答えする内容となっております。)

回答者:一般社団法人 全国行動認知脳心理学会 理事長 大森篤志

こんにちは、BPLaboです。Mさん、ご相談ありがとうございます!

BPL Woman Editor

それでは、回答させて頂きますね。

大森篤志からの回答内容

ご相談内容から推察しますと、Mさんには連れ子(長女)がいて、今の旦那さんと再婚し、今の旦那さんとの間にも子供がいる、という家族構成のようですね。(間違っていたらすみません!)

今の旦那さんに離婚歴があるのか、あるなら旦那さん側にも連れ子がいるのか、それとも今回が初婚なのか等、憶測の域を出ませんが、ご相談内容の情報を頼りに私なりの回答をお伝えしたいと思います。

長期的に否定され続けると

お付き合いしている頃から結婚して現在に至るまで10年以上もの長期に渡って否定をされているようですので、おそらくですが、Mさんの心は恒常的に乱れやすく不安定であるものと思われます。

旦那さんの言動がひどいハラスメントであることを知っても、長女が旦那さんにお金を払い続けているというありえない状況を目にしていても、それでも離婚を切り出すことができないというのは、やはり否定され続けてきたことで正常な判断が下せなくなっている可能性が高いと私は考えます。

夫の心の機能が正常に働いていない可能性も

また、「男ができたんだろう!」「浮気してるだろ!」など、旦那さんに見受けられる激しい妄想は、心の機能が正常に働いていないことの表れである可能性があります。

旦那さんの妄想が、なんとなくそんな気がするという想像ではなく、事実であると信じて疑わないような強烈な思い込みである場合は、おそらくMさんが懸命に弁明を試みても旦那さんを説得することはできないでしょう。

なぜなら、心の機能が正常に働いていない場合、物事を理解するのに根拠も証拠も必要がないため、旦那さんは「Mさんに男ができた、浮気してる」と“何の疑いもなく確信し、真実として認識してしまう”からです。

もしそうであれば、Mさんに男ができたのではないかと疑ったり、浮気しているような気がするのではなく、旦那さんの中では「Mさんに男ができた、浮気してる」というのが事実であって、あらゆる人がそれは事実ではないと否定しても、旦那さんの考えが変わることはありません。

誤解を解こうとするのは無駄で、逆に傷つけられる(返り討ちに合う)だけでしょう。

“自分にあるもの”と“何が一番大切か”を再認識する

今の状況で離婚をするとなると、子供の問題や経済的な不安、あるいは、旦那さんからどんな仕打ちを受けるのかという恐怖など、乗り越えるべき課題はたくさんあるかもしれません。

それでも、子供を食べさせていく覚悟(懸命に働く決意)と希望(幸せになろうとする勇気)を持ち続けることができれば、乗り越えていける課題でもあります。父名義の家があるというのも現実的に心強いですよね。

本回答を参考に、Mさんが納得感を持って今後どうするか意思決定できれば本望です。Mさんとお子さんたちの幸せを願っています。